熊本ロータリークラブ

会長挨拶
熊本ロータリークラブ
会長　牛嶋　正弘

皆さん今日は。今年度会長の指名を頂いた牛嶋です。
熊本RCは2720地区で最も古く、また最も大きいクラブです。この伝統と権威あるクラブの会長として誠に身の程知らずの感がありますが、この１年間誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　今年は4月14日から起きた熊本地震により熊本県、大分県の幅広い地域に被害が及び、多数の死者が出る大惨事となりました。余震もまだ収まっていない状況です。熊本地震が早く終結し、被災された地域が一日でも早く復興することを望むばかりです。
　さて、今年度RIジョン・ジャーム会長のテーマは「人類に奉仕するロータリー」です。非常に分かりやすいテーマです。
　これを受けて2720地区前田眞実ガバナーのスローガンは「学ぶ・守る・育てる・未来に向けて」とされました。少し説明しますと、ロータリーは2005年に100周年を迎え、それを機にロータリーのシステムが大きく変わり始めています。例えば、CLP(クラブリーダーシッププラン)の導入、4大奉仕から5大奉仕へ、職業人以外の入会、Eクラブや衛星クラブの誕生、未来の夢計画によるR財団のプログラム変更等が挙げられます。
　これらのことを進めていく上で、今まで培ってきたロータリーの知識や価値観が部分的に通用しなくなっている事実もあります。ロータリーが時代に即した変化を求めているなら私たちもその変化を学び順応しなければなりません。しかしどのように変化しても守らなければならない事もあります。そして未来へ向けて若い人達を育てる使命がロータリアンにはあります。
　これを受けて私は熊本クラブの今年度のテーマを
　「ロータリーの変化に対応し、クラブの更なる発展をめざそう」
としました。
　具体的には次の5つの目標をたてました。
①会員増強
１、80周年　２、財務問題　３、年齢の若返り
若い会員の入会を勧めクラブの活性化をはかる。
②委員会活動への積極的参加
委員会活動の積極的な参加を促し会員間の親睦をはかる。
③ロータリー財団100周年記念事業の実施
今年度ロータリー財団の100周年を迎え記念の行事を行う。
④出席率の向上　出席100%例会の実施
出席率の向上を目指して、会員の100%出席例会を実施する。
⑤ロータリーの広報活動を積極的に行う
熊本RCの活動をマスコミに提供し取材依頼を行いロータリーの活動内容や意義を広めてゆく。
　今年度は4月に起きた熊本地震で大変な被害を受けた中での船出ですが、幸いにも副会長・幹事・副幹事はじめ、理事、会計、S.A.A.、各委員長に大変有能で立派な方々に引き受けて頂きました。改めて感謝致します。どうか委員会の運営については宜しくお願い致します。
　皆さんと力を合わせ楽しい例会づくりを目指します。これからの1年間会員の皆様のご指導、ご支援の程宜しくお願い致しまして私のご挨拶といたします。