2015年10月19日

週報No.15 10月9日号


点鐘(開会)       中島 敬髙会長
        司会進行 大谷  均幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  「四つのテスト」
       髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介
卓  話  者 熊本県商工観光労働部観光経済交流局 観光経済交流局長
                                     小原 雅晶氏

■会長の時間
中島 敬髙会長

この1週間、さまざまな明るいニュースがありました。10月3日(土)はラグビーワールドカップで日本がサモアに対し攻守に圧倒し、26-5で勝利しました。
10日(土)予定のスコットランド-サモア戦次第では、まだベスト8の可能性が残されています。
また、10月5日(月)には、12ヶ国、31分野に亘るTPP交渉が大筋合意されました。
この事によりTPP参加12ヶ国のGDP比率40%は、2020年には24%拡大され、日本も人口が2%減少するものの、GDP比率は7%UPする事が予想されています。
無論、農業分野への政府政策が極めて重要になりますが、貿易立国日本の今後の伸展が期待出来ると思います。
そして、同5日(月)以降、日本人ノーベル賞受賞者が二人出ています。(大村 智(おおむら さとし)、梶田 隆章(かじた たかあき))
日本は2000年以降のノーベル賞受賞者数が世界第2位(16名)の数で、科学技術の世界で確固たる地位を築いているといえます。
今後共、国の科学振興を期待したいと思います。

ネームプレート交換       中島 敬髙会長

週報No.15 10月9日号

福元 秀典((株)SYSKEN)

入会2ヶ月以内会員紹介       大谷 均 幹事
竹内淳一郎(日本銀行熊本支店)
山下 信二(九州旅客鉄道(株)熊本支社)

■出席報告
出席委員会


■幹事報告
大谷  均幹事

・鬼怒川水害義捐金のお願い
・いのちの電話募金のお願い
◎来信案内
・熊本県国際協会:
熊本県国際協会広報誌「VOICE」Vol.62の送付について
熊本県国際協会ミニ情報誌 No.491号
・熊本県環境生活部県民生活局・熊本県青少年育成県民会議:平成27年熊本県青少年健全育成県民フォーラムの開催について(依頼)

■委員会報告
雑誌委員会       大浦 康彦雑誌委員


週報No.15 10月9日号

「ロータリーの友」10月号紹介


米山委員会       柳邉 俊雄米山委員長
先週の例会でまわしました米山ボックスに47,000円もの寄付を頂戴いたしました。ありがとうございました。
熊本ロータリークラブより米山記念奨学会への特別寄付をさせて頂きます。


親睦活動委員会       大塚 竜二親睦活動副委員長
 中島会長杯ゴルフコンペ優勝者紹介
  優勝者 副島  隆会員

週報No.15 10月9日号


■スマイルボックス
大浦 康彦スマイル委員

中島 敬髙、泉  冬星、大谷  均各会員  本日は、熊本県商工観光労働部観光経済交流局観光経済交流局長 小原雅晶様を卓話者としてお迎えしました。小原様のご来訪を歓迎し、貴重なお話しをうかがうことを期待し、スマイルします。
秋岡 廣宣会員  小原局長、今日は有難うございます。難問が山積しているかと思いますが、一層のご活躍を祈念します。
河北 敏夫会員  10月3日第1回中島会長杯ゴルフコンペに参加しました。プレイ終了後、即表彰式ということで、私は図らずもBB賞を戴きました。散会後、我が盟友BMの野中会員が近寄ってきて「この前もBB賞を獲ったね」と声を掛けられ、私は「貴方の御陰です」と応えました。感謝のスマイルを致します。
副島  隆会員  ロータリーのゴルフコンペで、はからずもダブルペリアのおかげで優勝する事が出来ました。会長賞としてくまモン象嵌バッジをいただきました。パートナーの皆さんのおかげも申し添えます。
牛嶋 正弘会員  69回目の誕生日祝いを頂き有難うございました。先週大学入学50周年という事でクラス会が東京で行われ、例会を欠席しましたので、遅くなりましたがスマイルします。
上田 祐規会員  左足の痛みで悩んでいましたが、爽やかな秋晴れのもと、昨日絶妙な治療を受けましたら、10歳も若返ったような、ルンルン気分になりましたのでスマイルします。私の心は今、日本晴れです。
原田 耕一会員  10月の異動で、山口県の山口防府支店へ転勤することとなりました。熊本は1年半と短かったのですが、初めてロータリークラブにも入会させていただき、皆様のご親切に触れて大変有意義な熊本での日々を送ることができました。熊本はすばらしい自然環境や美味しい食べ物などたくさんありましたが、私にとってはこのロータリーに参加させていただいたことが大変勉強になり、一番の熊本での思い出となりました。本来であれば皆様の前でご挨拶をさせていただきたかったのですが、急な異動引継スケジュールで3連休に引っ越しを終えて、来週から山口県での仕事となります。この場を借りて、心より御礼申し上げます。熊本ロータリークラブの益々のご発展をお祈り申し上げます。大変お世話になり有難うございました。
櫻井 貴浩会員  お陰様で、去る10月6日「(仮称)熊本下通新天街NS共同ビル優良建築物等整備事業新築工事」の起工式を、大西市長、田川会頭をはじめご来賓の方々にご臨席を頂き、無事に執り行うことが出来ました。皆様方には色々な面でご支援頂き感謝申し上げます。中心市街地の中で愛される施設を作っていく所存でございますので、今後共よろしくお願い致します。

■本日の卓話
卓話者紹介       秋岡 廣宣例会プログラム委員長


「また行きたい、勧めたい 九州・熊本“Kyushu-KUMAMOTO”」
熊本県商工観光労働部観光経済交流局
観光経済交流局長 小原 雅晶氏


週報No.15 10月9日号

本日の卓話のテーマは「また行きたい、勧めたい、九州熊本」。
実はこのテーマは、県の観光政策の指針となる次期熊本県観光立県計画の基本目標にしようとしている文言。
観光立県計画は今2期目に入っており、「選ばれる熊本、九州観光の拠点を目指して」ということを目標に様々な事業を展開。
現在3期目の計画を策定中で、その計画期間は来年2016年4月から東京オリンピックのある2020年3月。
この「また行きたい、勧めたい九州熊本」の意味は、熊本に来てもらった観光客には存分に満足してもらい、そして熊本の観光の奥深さに感動してもらうこと。リピーターとしてまた熊本に来てもらうことを目指す。
特に国内旅行は、今後の更なる高齢化社会、人口減少、若者の旅行離れ等の進展、マーケットの縮小が想定される。圧倒的に国内の観光客が多いことを考えると国内客のリピーターの獲得も意味がある。
次に「勧めたい熊本」というのは、昔も今も最も効果的な情報発信やPR手法は、口コミ、今やSNS全盛の時代。熊本を訪れた方々が素晴らしい熊本の体験を、時を置かずに、生の声や映像を国内外に発信していただく。
以前は、観光振興といえば、大手の旅行会社に旅行商品を造ってもらい、宣伝やキャンペーンを繰り広げることで、観光客を送り込んでもらう。今は、旅行に来てもらえる人をターゲット別に、海外からの観光客も国別に戦略を練って「是非行ってみよう、楽しもう」というものを地域が自ら作り上げなければ、既に激しさを増している世界を巻き込んだ観光競争には生き残れない状況。
テーマの最後は「九州熊本」。熊本だけでなく、九州を入れて、またアルファベットで九州熊本としているのは、九州の真ん中にある熊本を九州観光の拠点として、九州熊本として売り出すとともに、熊本のプレゼンスを高め、国内そして世界中から観光客に来てもらおうというもくろみ。
この「また行きたい、勧めたい九州熊本」を目標に、熊本県の観光を更に元気にが、県民全体のムーブメントになることを狙っている。
国立社会保障人口問題研究所の推計では日本の人口は今後減少し続け、さらにそのスピードは加速。2015年今年8月には1億2,869万人の人口がオリンピックの2020年には1億2,410万人、今後5年間で450万人減。
10年後の2025年には1億2,066万人と、今より800万人少なくなり、そして20年後の2035年には1億1,221万人。今より1,600万人減。
2095年には5,332万人です。今の人口の半分以下。
2095年は、今年生まれた人が80歳になった時の数字。決して将来の数字ではなくて、このままでは今生きている人が体験する現実。
熊本の人口は現在人口180万人を切っている。
何の対策も打たず、出生率や東京等への県外へ流出の流れが変わらなければ、4半世紀後、25年後の2040年には142.2万人。
65歳以上の高齢者は33.9パーセント。現在すでに県内45市町村のうち、30市町村以上が高齢化率30パーセント以上、今後は40パーセントそれ以上も高齢化率の地域もさらに増える。
人口は減っても問題ないという意見もある。
人口が減りながら、これほど高い高齢化率が続き、社会保障費の負担が軽くならないというのが最も違うところ、直面している最大の問題。
決して危機感を煽るつもりはない、まずはこの現実を直視し、私たち県民一人ひとりも危機感を持つということが大切。
2011年3月12日の九州新幹線全線開通が100年に一度のハード整備中心のビッグチャンスだったとすれば、今後5年間は熊本が飛躍できる100年に一度の大規模イベントが続く、ソフト事業中心のビッグチャンスか。
日本は2020年東京オリンピック後の5年後の2025年の問題。団塊の世代が全て75歳を超え、後期高齢者。
それまでに人口減少の抑制や地方創生の流れを、熊本を活気づける新たなトレンドに結び付けていくことができるかどうかは、これからの5年間が最後のチャンス。
その際、この地方創生に向けて、熊本が持っている最大の武器が農林水産業と観光。
一つの武器である観光、国は観光産業の育成や地方の観光産業振興に大きく舵を切ってきた。
今後は、アジア諸国の更なる発展等により、世界規模で観光産業の発展が想定されています。これら2つの産業、農業と観光を軸に熊本の未来を切り開いていくことが不可欠。
観光は今や宿泊施設、交通等の観光事業者だけでなく、飲食業界や商店街、通信や出版、スポーツ、そしておいしい食べ物を提供してくれる農林水産業等、きわめて多くの産業界が関連してくる総合産業。
熊本は観光に必要な自然、気候、風土、歴史、文化、食べ物、安心安全すべてが揃っている。
皆でもう少し知恵をだし、汗をかけば熊本は観光でもっと稼げるんだということを私たちが認識することが大切。
今後、定住人口が減少していく中、入込観光客数いわゆる交流人口をいかに増やすかが重要。
そのためにはこれまで、観光資源と考えていなかったもの。先ほど人口減少の問題に触れたが、今取り組んでいる地方創生の取り組みが成功すれば、この地方創生も観光資源になる。
環境対策にしても日本の様々な企業や公共施設、ごみ焼却施設、下水道施設等、地域にあるものが観光視察先として活用できる。
工場や事業所も産業観光として、海外からの団体の観光客を呼び込める。観光施設も、今後、超高級から民泊まで幅広い選択肢が必要になっていく。
今ある観光資源のPRや活用方法についても発想の転換も必要。
たとえば通潤橋をヨーロッパの観光客に説明する時、実際、私が案内した時、通潤橋の建設は1854年ですと説明すると、とても新しい橋だと言われた……。
渋谷のスクランブル交差点が人気。大勢の人たちがぶつからずにわたっているのがアメイジングということで、何が観光地になるか分からない。アイデア一つ。
観光資源での中で最も重要なもののひとつが観光の最前線に立つ人材。
そこで、県では今年度後半から、そのような観光の最前線に立つ方々を対象におもてなしの研修を経済界、商工会議所等と連携して行う。
おもてなしの究極が一期一会の精神、お茶の世界。誠心誠意、一生懸命お客様をお迎えすることが、おもてなしの基本と思う。
こうしてもらえると喜んでもらえるだろうなということを、相手からリクエストされなくても、相手の考えていることを慮って先んじて行うことがおもてなし。
おもてなしを英語でどう訳すか。外国語によるコミュニケーションも大切だが、観光客目線で気持ちを十分理解しようという気持ちが大切。
海外からの観光客は日本流の丁寧さ礼儀正しさより、欧米特に米国のフレンドリーなおもてなしが好きな方もおられる。
おもてなしというのは、相手の文化をしっかり知る必要がある。
海外からの観光客に喜んでもらって、お金をしっかりと使ってもらうためには、国ごとにおもてなしの方法をかえる必要もあるかも。
おもてなしとサービスとは、はっきり分けて考えるほうがいい。
サービスはできるものとできないものがあるが、一方おもてなしは、おもてなしをする人が、気づくか気づかないかの問題。
結局、何が「おもてなし」かは、これといった決まったものはない。
外国から来た方々の文化の違いを学び、試行錯誤しながら自ら考え、経験を積み、ひとりひとりの「おもてなし」のスタイルを築いていくしかない。外国人に頻繁に接する機会がない人々にとっても、おもてなしは、一般の社会人でも必要なスキルだし、日常の仕事や生活に生かせる技術。
これまで以上にオール熊本、チーム熊本で取り組み、その成果を、そして力強く成長し続ける熊本を、次の時代を担う若い世代の方々に託せるよう頑張っていきたい。



点鐘(閉会)       中島 敬髙会長

次回の卓話
10月16日 「ジャズへの誘い」
       千葉雄司トリオ
10月23日 「三角西港世界文化遺産登録前後について」
       宇城市観光物産協会会長 塚本  清氏
10月30日 「健康のカギを握るのはリンパの流れ」
       日本リンパ美容整形師協会認定講師
       吉永ますみ氏
11月6日 「日本のウイスキー90年史」
       アサヒビール株式会社        
       九州統括本部担当部長 山口  宏氏



リレースピーチ予定者一覧
10月16日 谷口  功会員
10月23日 本村  明会員
10月30日 福田  稠会員
11月6日 緒方 正朋会員
11月20日 立石 和裕会員
11月27日 木下  修会員
12月4日 福元 秀典会員
12月18日 栗原 幸宏会員
12月25日 山下 信二会員
1月22日 片岡 朋章会員
1月29日 松木 良介会員
2月5日 竹内淳一郎会員
2月19日 中村 展教会員


クラブ行事
10月25日(日)「職場訪問」(㈱九電工天草オリーブ園 AVILOの見学)
       8:50 崇城大学ホール前集合
       9:00 出発
10月28日(水)「観月会」
       18:00~ 日本料理「泉里」
11月7日(土)「熊本R.C.第2回中島会長杯ゴルフコンペ」
       集合10:00 スタート10:30
       肥後サンバレーカントリークラブ
11月8日(日)「第36回熊本市中学生弁論大会」
       9:00~13:00
       熊本学園大学第14号館高橋記念ホール

市域・地区行事
10月10日(土)「第1回DL(ディスカッション・リーダー)育成セミナー」(熊本会場)
       10:00~
       熊本市国際交流会館
10月18日(日)「第1回DL(ディスカッション・リーダー)育成セミナー」(大分会場)
       10:00~
       由布市 陣屋の村 中門記念館
10月23日(金)「熊本中央ロータリークラブチャリティコンペ」
       7:45 例会並びに開会式
       8:03 スタート
平成28年1月23日(土)~24日(日)
       「第2回DL(ディスカッション・リーダー)育成セミナー 合同研修」
       場所未定

熊本火の国ローターアクトクラブ(予定)
10月例会
10月13日(火)中央公民館20:00~
10月27日(火)「ペアクラブ例会」
地区行事
11月21日(土)16:00~22日(日)12:00
       「地区ローターアクト第31回年次大会」
       別府国際コンベンションセンタービーコンプラザ

鎮西高校インターアクトクラブ


《今週の会報担当  柳邉 俊雄委員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 10:36│Comments(0)週報
 
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