2015年01月31日

週報No.29 1月23日号

点鐘(開会)       野中 暉夫会長
司会進行        櫻井 貴浩幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  奉仕の理想
髙森 郁子ソングリーダー

■会長の時間
野中 暉夫会長
来訪者紹介

卓  話  者 株式会社風土&フードデザイン
       YOSHIMURA
           代表取締役 吉村 尚子氏

■リレースピーチ
「工作機械工業の歴史より」
幸田 亮一様


週報No.29 1月23日号

大学院生時代に、ドイツの経済史・経営史を専門に選んだとき、ドイツの機械工業の面白さに出会い、ずっとそれを中心に研究を続けてきました。その間、産業遺産や近代化遺産、熊本経営史のことも手掛けてきましたが、中心はドイツの機械工業だったのでそれに関連する話をさせて頂きます。
工作機械(machine tool)は現代社会に不可欠の機械ですが、「誰もがよく知らない機械」だと言われます。自動車も飛行機も工作機械がなくてはできません。モノづくりの重要性が言われますがその根本にあるのが工作機械です。衣服もミシンによって作られますが、ミシンを作るのに工作機械は不可欠です。もともと、ミシンはアメリカのマシンがなまったもので、シンガーミシンの歴史はアメリカ工作機械工業の歴史と不可分です。
もちろん、一挙にいまの近代的機械が生まれたわけではありません。木の加工、木工をイメージするとわかりやすいのですが、切断、カンナ掛け、穴あけなどがありますが、これらの加工は道具から機械へ移ってきました。金属も同じです。金切り鋸や鑢を思いうかべるとわかるように、硬い金属で柔らかい金属を削ったり切ったりする作業を機械化したものが工作機械です。
最初に生まれたのはいつごろで、どのような機械でしょうか。それは産業革命期のイギリスです。ワットの蒸気機関はシンボルとしてよく知られていますが、最初はシリンダーやピストンを職人が道具で削っていました。それをメカニカルな仕組みにしたものが最初の工作機械です。旋盤やボール盤などが代表です。世界の工場と呼ばれたイギリスは工作機械工業の母国でもありました。当時、イギリス政府は工作機械技術の流出に対して厳重な法律をつくって対処しました。
その後、大陸ヨーロッパや北米に産業革命の波が及ぶと、これらの地域で工作機械の生産が活発になります。最初に述べたシンガーミシンはアメリカの工業化をリードした互換性大量生産のシンボルでもありました。19世紀末から20世紀半ばにかけて、世界の工作機械工業をリードしたのはアメリカとドイツでした。
第二次大戦後はアメリカがリードし、ドイツが続き、ソ連も頑張るという構図が続きました。それが変わるのは1970年代からです。日本の工作機械工業が力をつけ、輸出が急増し、しばらく世界一の工作機械大国の地位を確保しました。ところが、工業国として高度成長を続けてきた中国が生産高で世界一の地位を5年ほど前に確保して、それに日本とドイツが続くという構図がいま続いています。ただ、質的な面でいうとドイツが一番、日本は二番というのが専門家の評価のようです。
ドイツの工作機械工業の特徴は3点です。第一に、手工業の伝統としてマイスター制度の伝統を引き継いでいることです。第二に、工業大学の研究開発力が高く、産学連携が長い伝統を持っていることです。第三に、工作機械を作る中小企業が元気で、それらがいくつかの地域に集積していることです。西南ドイツにバーデン・ヴュルテンベルク州があり州都はシュツゥットガルトですが、ここはダイムラーベンツ社の本拠地で、周辺には工作機械メーカーがたくさん立地しています。
日本に目を向けると、京浜、中京、阪神、それに北陸に多くのメーカーがあります。九州は残念ながらその伝統が弱いところです。ただ、佐賀県には唐津鉄工所という老舗の工作機械メーカーがあり、福岡県にはいくつかの専門会社がありますし、工作機械と兄弟のような産業用ロボットの世界的メーカーの安川電機があります。
熊本は工作機械と縁が弱い県ですが、戦前に飛行機を作った経験を有する数少ない県として、もう少し工作機械工業の振興を考えてよいのではないでしょうか。

新入会員紹介
(推薦者 副島  隆会員)

週報No.29 1月23日号

氏  名 竹下  英
生  年 昭和26年
勤務先 株式会社 熊本銀行
役職名 代表取締役頭取
趣  味 ゴルフ・読書
学  歴 昭和44年3月 鹿本高校卒
昭和49年3月 明治大学法学部卒

■出席報告
出席委員会


出席100%表彰(1月)       中島 敬髙出席委員長

週報No.29 1月23日号

立石 和裕会員 10年  柳邉 俊雄会員 10年
塘中 康之〃   5年  丸山  明〃    2年
大浦 康彦〃   1年  片岡 朋章〃   1年

12月出席率報告       中島 敬髙出席委員長
12月5日   93.24%
   12日   90.79%
   19日   93.42%
   26日   93.42% 
   平均   92.72% 

■幹事報告
櫻井 貴浩幹事

・国際ロータリー第2720地区ガバナー事務所より
ガバナーノミニー決定の報告
大分キャピタルR.C. 前田眞実氏
ガバナーノミニー・デジグネート候補者推薦について(前田眞実ガバナーエレクトの次の方)
クラブ請求書について
・2014~2015年度R.I.第2720地区地区大会の御案内
☆本会議 第1日
 【会場 iichiko 総合文化センター
    iichiko グランシアタ】
 登  録  開  始 12:00
 オープニング 13:00~
 点    鐘 13:10~17:00
☆会員交流懇親会
 【会場 レンブラントホテル大分
    2階 二豊の間】
 登録開始 17:00
 開  会 18:00~20:00
☆エクスカーション
 (名湯別府ひょうたん温泉入浴満喫ツアー)
 開催日 3月21日(土)
 時 間 20:30 レンブラントホテル大分出発
    23:00 ホテル着
 代 金 3,000円(税込)
☆本会議 第2日・記念講演
 【会場 iichiko 総合文化センター
    iichiko グランシアタ】
 点  鐘 9:00 閉会 12:00
 記念講演 10:00~
 「歴史を小説にする―重光 葵の昭和史―」
 小説家 植松三十里氏
 登録料 本会議
      会員8,000円 家族登録料不要
     会員交流懇親会
      会員8,000円 家族8,000円
◎来信案内
・公益財団法人佐賀国際重粒子線がん治療財団:サガハイマット通信 第9号
・熊本県国際協会:熊本県国際協会ミニ情報誌 No475号
・熊本県国際協会:広報誌「VOICE」Vol.61の発行に係る原稿募集について(依頼)
・熊本県環境生活部県民生活局:平成26年度「家庭の日の集い」の開催について
◎例会変更
・熊本’05福祉R.C. 2月10日(火)の例会は、「初午親睦例会」の為、2月11日(水)15:00「熊本城稲荷神社」集合、初午親睦例会:「さかな市場」17:00~

■委員会報告
ローターアクト委員会

三浦 勲ローターアクト委員長
韓国ローターアクトとの交流

■スマイルボックス
栗原 幸宏スマイル委員長

野中 暉夫、櫻井 貴浩各会員  ①竹下 英様のご入会を歓迎してスマイルします。ロータリーライフを楽しんで下さい。②吉村様のご来訪を歓迎します。卓話をよろしくお願いします。
副島  隆、木村 光男各会員  ①熊本銀行頭取竹下 英氏の入会を歓迎いたします。木村会員と共にうれしく思います。竹下氏は、明治大学法学部卒業後、昭和49年熊本相互銀行に入行された、はえぬきの頭取です。紹介者として、皆様に紹介いたしましたが、どうぞよろしくお願いします。②家内の誕生日のお花ありがとうございます。玄関入口に飾っております。③吉村尚子さんの卓話ありがとうございます。
悦  正治会員  熊本銀行 竹下頭取の入会を心より歓迎し、スマイルします。
出田 信行会員  ①以前、FMKの番審でご一緒だった(と思います)吉村さんのお話、楽しみです。自分の言葉をお持ちの方だなあと思ったものでした。②竹下さんのご入会歓迎します。けっこう楽しいですよ。がんばって下さい。
竹下  英会員  熊本ロータリークラブ入会をご承認頂きまして、有難うございます。
三浦  勲会員  1月17日に韓国第3661地区ローターアクトとの歓迎交流会を開催しました。野中会長・櫻井幹事始め会員の皆様のご出席頂き、大変賑やかな交流会となりました。クラブからも補助金まで出して頂き有難うございました。御礼のスマイルをします。
大浦 康彦会員  私の誕生祝に七城のこめを頂きましてありがとうございます。単身の私にとって心もお腹も幸せな気持ちです。
福田  稠会員  1月9日、NHKの『ドキュメント72時間』で私の病院が、「出産ラッシュ日本一の産婦人科病院」というタイトルで紹介されました。大変立派な番組で、制作して下さった方々に心から感謝いたします。土井会員にも色々ご配慮いただき有難うございました。多くの方々に感謝してスマイルいたします。

■本日の卓話
卓話者紹介       吉村圭四郎例会プログラム委員長


「熊本県が取り組む
「くまもと手しごと研究所」について」
株式会社風土&フードデザインYOSHIMURA
代表取締役 吉村 尚子氏


週報No.29 1月23日号

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点鐘(閉会)       野中 暉夫会長


次回の卓話
1月30日 「中等教育事情」
       熊本学園大学付属高等学校校長
       木下 隆雄氏
2月6日 「三浦友理枝ピアノミニコンサート」
       ピアニスト 三浦友理枝氏
2月13日 米山奨学生 葉   さん
2月20日 「『ドキュメント72時間』「出産ラッシュ!日本一の産婦人科」の制作して」
       日本放送協会(NHK)ディレクター
       小堀 友久氏
2月27日 「マレーシアで暮して」
       クアラルンプール日本人学校元校長
       叶  貞夫氏
3月6日 「第3回クラブ協議会」



国際ロータリー第3661地区歓迎交流会報告書
R.I.第2720地区ローターアクト      
熊本火の国R.A.C. 会長 藤原 拓一郎
日時 平成27年1月17日 午後6時~午後8時
場所 KKRホテル熊本 中国料理ロータスガーデン
先日、上記日時にて執り行いました「国際ロータリー第3661地区歓迎交流会」の御報告をさせていただきます。
この度は、野中会長をはじめ、櫻井幹事、三浦ローターアクト委員長他、多くのロータリーの方々のご参加をいただき、誠にありがとうございました。また、金銭面においてもご援助を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまで無事に交流会を終えることができました。
今回の交流会は、第3661地区より姜R.A.副委員長、李I.A.副委員長のロータリアン2名、崔地区R.A.代表をはじめとする19名のR.A.会員、I.A.会員5名を合わせて、合計26名にお越しいただきました。当地区からは、熊本ロータリークラブより6名、熊本火の国ローターアクトクラブ6名、地区内の他のローターアクトクラブから6名参加していただき、合計18名となり、総勢44名の交流会となりました。
お互い、相手の母国語を話せない中、英語で話してみたり、携帯の翻訳アプリを利用して会話したりと、どうにかして交流を図ろうとする姿勢がどのテーブルでも見受けられました。始めは、言葉の壁に苦労しましたが、会の途中に行ったゲームなどを通して、次第に仲良くなり有意義な交流ができたと思います。
昨年5月の、私たち熊本火の国ローターアクトクラブの韓国研修、そして今回の交流会、というように、交流が続いていくことは大変素晴らしいことだと感じております。国際ロータリーが、私たちローターアクトに参加を求める「二大奉仕プロジェクト」の一つ、国際奉仕プロジェクトに相当する活動であると思いますので、今後とも第3661地区と交流を図っていきたいと思います。

週報No.29 1月23日号
お土産交換

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44名で「手に手つないで」

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クラブ行事
2月6日(金)「企画理事会」
       18:30~「和食“仲むら”」
2月27日(金)「新世代奉仕・ローターアクト・インターアクト三委員会合同委員会」
       18:30~「どらどら」
3月6日(金)「会員増強・ロータリー情報・職業分類合同委員会」
       18:30~「ふぐの山田」

市域・地区行事
2月1日(日)「R.I.第2720地区2015~16年度R財団部門 地区・補助金管理セミナー」
       11:00~16:00
       大分県立看護科学大学ホール
2月8日(日)「地区広報・IT研修会(委員会)」13:30~
       グランメッセ熊本2F中会議室
2月15日(日)「地区広報・IT研修会(委員会)」14:00~
       ホルトホール大分201会議室
2月22日(日)「RYLA(ライラ)セミナー」
       10:00~15:00
       ホルトホール大分3階大会議室
3月15日(日)「大分1985RC創立30周年式典・祝賀会」
       記念式典15:30~ 祝賀会18:00~
       大分オアシスタワーホテル
3月20日(金)「RI会長代理歓迎晩餐会」
       18:00~20:00
       大分オアシスタワーホテル5階孔雀の間
3月21日(土)「地区大会」
       本会議第1日
       13:00~17:00
       iichiko総合文化センターiichikoグランシアタ
       会員交流懇親会
       18:00~20:00
       レンブラントホテル大分2階二豊の間
3月22日(日)「地区大会」
       本会議第2日
       9:00~12:00
       iichiko総合文化センターiichikoグランシアタ

熊本火の国ローターアクトクラブ
2月例会 熊本市中央公民館(第2・4(火))
2月10日(火)20:00~
2月24日(火)20:00~
地区行事

鎮西高校インターアクトクラブ
3月7日(土)「鎮西高校インターアクトクラブ3年生送別会」
       12:30~14:00「紅蘭亭 下通本店」



《今週の会報担当  秋吉 健司委員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 15:36│Comments(0)週報
 
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