2013年10月23日

週報No.15 10月11日号

職業奉仕月間・米山月間
■会長の時間 井上 勝己会長
司会進行 千葉 康博幹事
歌  唱
 君が代、故郷の空
 髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介
卓  話  者 熊本市徳富記念園館長
 藤川 博昭氏
市  域 R.C. 1名
会長の時間        井上 勝己会長
皆様こんにちは、ご来訪者のご紹介を致します。
本日の卓話者でございます、熊本市徳富記念園館長・藤川博昭様でございます。ご多用の中を熊本クラブの卓話にお出でいただき誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。
続きまして、メイキャップでのご来訪者、熊本南R.C.の喜讀宣友様です。当クラブへのご来訪、ありがとうございます。どうぞごゆっくり、おくつろぎください。
それでは、会長の時間ということで、一言ご挨拶を致します。
先週に引き続き、本日の例会では、大変、喜ばしいことに、後ほどご紹介がありますが、新入会員2名をお迎えすることができました。お二人のご入会を、会員みんなで、こころからの歓迎をいたします。新入会員のお二人には、ご推薦者からのご紹介の後に、お時間をお取りしております。どうぞ、ごゆっくりと入会のご挨拶をお願いしたいと存じます。本日は、熊本クラブへのご入会、誠にありがとうございました。
二つ目です。ガバナー事務所から、先月9月の熊本第3グループの合同例会の様子をガバナー月信に掲載したいので、「合同例会を終えて」という題名での所感を寄稿してほしいという要望がありました。寄稿文に、合同例会終了後の熊本クラブの集合写真を添え、同事務所に、先日、会長名で送付致しました。この場を借りまして、皆様にご報告いたします。
本日の例会は、先週同様、新入会員2名をお迎えすることを含め、その式次第が、盛りだくさんでございます。先週の例会では、卓話の時間に2分喰いこんでしまいました。その反省を込めて、本日は、新入会員お二人への歓迎の意の表明と、先程の報告をもって、会長挨拶と致します。ありがとうございました。

新入会員紹介

 (推薦者 小堀 富夫会員)
氏  名 片岡 朋章

週報No.15 10月11日号

生  年 昭和26年
勤務先 (株)熊本県民テレビ
役職名 代表取締役社長
趣  味 テニス、ゴルフ
学  歴 
昭和51年3月 東京大学文学部卒

 (推薦者 小堀 富夫会員)
氏  名 池上 道夫

週報No.15 10月11日号

生  年 昭和31年
勤務先 池上税理士本吉公認会計士事務所
役職名 所長
趣  味 スポーツ観賞
学  歴 
昭和49年3月 熊本マリスト学園高校卒
昭和54年3月 中央大学商学部経営学科卒
平成14年3月 鹿児島国際大学大学院経済学研究科卒
入会2ヶ月以内会員紹介千葉 康博幹事
上山 圭司会員(NTT西日本)
廣川 昌哉会員(九州旅客鉄道(株))
大塚 竜二会員(東京海上日動火災保険(株))

■出席報告 出席委員会

■幹事報告        千葉 康博幹事
・国際ロータリー第2530地区 会津の里にこらんしょ実行委員会より、会津の里にこらんしょ!
会津にエールを送ろう!行って見て食べて泊って会津を応援しよう
9月14日(土)~10月14日(月)
・国際ロータリー第2720地区職業奉仕セミナーの案内
11月16日(土)
登録受付 13:30~
セミナー 14:00~16:00予定
熊本学園大学 12号館 1222室
出席義務者 クラブ会長、クラブ職業奉仕委員長、ガバナー補佐、希望者、地区職業奉仕委員会委員
◎来信案内
・熊本県国際協会事務局:「VOICE」Vol.58号
・特定非営利活動法人スペシャルオリンピクス日本・熊本:SO(スペシャルオリンピクスデー)「障がいのある人もない人も一緒に楽しむユニファイド駅伝」ご参加のお願い
11月24日(日)9:10~12:30
熊本県民総合運動公園(うまかなよかなスタジアム)
参加費 1チーム3,000円
一般参加者用要項
◎例会変更
・熊本西R.C. 10月29日(火)の例会は、定款第6条第1節に基づき取り止め
・熊本菊南R.C. 11月20日(水)の例会は、天使園とのロアッソ観戦の為、11月17日(日)11:00~KKWINGにて
・熊本平成R.C. 10月30日(水)の例会は、定款第6条第1節に基づき取り止め
※サインメーキャップはありません。

■委員会報告
雑誌委員会        江口  徹委員

「ロータリーの友」10月号紹介

■スマイル        坂本 哲也委員
井上 勝己、大橋 善治、千葉 康博各会員  本日の卓話者である熊本市徳富記念園館長の藤川博昭様のご来訪を歓迎してスマイルいたします。また、本日は片岡朋章様、池上道夫様の2名の新入会員にご入会いただきました。是非、末永く熊本R.C.でご活躍くださいますようお願いいたします。
小堀 富夫会員  池上会計事務所長と片岡熊本県民テレビ社長の入会を歓迎いたします。お2人ともロータリーは初めてだそうですので、よろしくお願いを申し上げます。
目黒 純一会員  池上会員、片岡会員のご入会おめでとうございます。今日もお2人のインフォメイションを担当させていただきました。ロータリーライフをゆっくりお楽しみ下さい。
本松  賢、福田  稠各会員  片岡さんの入会を歓迎致します。楽しいロータリーライフを共にエンジョイしましょう。
村本  亮、三浦  勲各会員  新入会員の池上道夫さんを歓迎してスマイルします。ロータリーライフを是非楽しんで下さい。なお、必ず出席100%を目指して下さい(笑)。
舩山 直人会員  10月1日付で、現在の熊本支店(旧住友信託)に加えて、熊本中央支店(旧三井信託)も担当することになりました。これで熊本に長くいることができそうです。その喜びにスマイルします。
松本 烝治会員  39回目の結婚記念日に素敵なお花をいただきありがとうございます。記念日のなかで一番忘れやすい結婚記念日に、自動的に花が送ってくることは非常にありがたいことで、ロータリーに入ってから忘却による家内からの「倍返し」が一度もありません。感謝申し上げます。

■本日の卓話
卓話者紹介        木下  修例会プログラム委員長

藤川 博昭様
昭和23年生 三角のご出身
平成21年3月 熊本市立泉ヶ丘小学校長で定年退職
平成21年4月~現在まで 熊本市徳富記念園館長
徳富蘇峰生誕150年「人間・蘇峰」展
熊本近代文学館
郵便局、田原坂史跡切手 今日から発売
「蘇峰のみた西南戦争」
熊本市徳富記念園館長 藤川 博昭氏


週報No.15 10月11日号

蘇峰生誕150年の年に呼んでいただきありがとう。
蘇峰は、「近世日本国民史」全100巻を書いた。この95巻から99巻までの5巻で西南戦争を取り上げた。
この中で
○西南戦争は何故おきたのか?
西郷・大久保・木戸孝允の3人の人間関係は?
○薩軍挙兵の大義名文は、西郷暗殺といわれるが、大久保が西郷暗殺を命じたのか?
等を記載するとともに、戦った人々の思い、覚悟を伝えたいという思いで書いている。

週報No.15 10月11日号

○維新三傑の三角干系
明治新政府の参議として列した3人、西郷と木戸は互いに相許すことはなく、一方木戸は大久保を苦情持ち込み所と決めていました。
木戸は常に薩摩の横暴を心中に深く憤慨、「天下統一の政治に、鹿児島のみが我が儘を働らき、あたかも治外法権、一独立国の情態」と指摘。
明治10年1月18日、大久保邸を訪ねた木戸は午後4時から11時まで7時間も長談、「朝政を妨ぐるの第一は鹿児島県に在るもの…朝廷根軸確たる能わず、実に人民の不幸」などと西郷を間接射撃したのです。大久保は木戸の申し入れに「これを容れなければ、直ちに政府から飛び出すであろう」、一方、「鹿児島に手を入れれば西郷を瞋(いか)らしむる虞れある」と、この狭間で悩んだのです。結果、打開策として「私学校の撹乱(かくらん)」のため中原尚雄他20名余を送りこみました。

週報No.15 10月11日号

○木戸は西郷を戊辰以来の標的とした
木戸は用心深い漢で、幕末、薩摩に対しては強い不信感を懐いていました。慶応元年閏5月21日、坂本龍馬、中岡慎太郎の仲介によって木戸は西郷に会うべく馬関まで出向きました。しかし西郷から待ちぼうけを食わされたのです。結果、西郷に対して不信感を増幅させたのです。
そして慶応2年正月20日、二本松の薩摩邸において歴史的な薩長連合が成立します。この席で「忠正公勤王事績(ちゅうせいこう・毛利敬親)」によると、木戸は小松、西郷に向かって「これまでの薩州と長州との関係はかようかようであったが、長州の意志は…」と従来の行き掛かりを延々と演説しました。一方、西郷は最後まで謹聴し「いかにもご尤もでございます」と答えたのです。同席した品川弥二郎(長州)は「流石で、西郷は大物に感じた」と述べています。
しかし、木戸は一切反論しなかった西郷を「何を考えているかわからない漢」と警戒を強めるばかりでなく、その後の標的としたのです。

○木戸が西南の役の震源である
蘇峰は第96巻・西南の役出師(すいし)篇で、西南戦役の大立者(おおだてもの・中心人物)は、もとより西郷であり大久保であります、しかし木戸が此役の張本人でありとまではいわずとも、殆んどそれにちかきものがあります。
西南役の勃発は、木戸が大久保を刺戟し、大久保から川路利良、さらに私學校一派を刺戟し、西郷を刺戟した結果ですから、その震源地は、少くとも木戸にありと言うも、決して過言ではないでしょう。

○大久保と刺客問題?
西郷暗殺に対する3人の立場等について、蘇峰は次のように考察している。
・大久保利通
「桐野以下は必ず早晩蜂起するであろう。西郷はそれにも拘わらず超然と卓立しているであろう。されど西郷も私学校派の暴発を制止することは不可能であろう。」と観察しながらも、最後まで西郷を信じ望みを属し(しょくし・かける)「西郷は大義名分によりて進退する丈夫漢なれば、決して無名(名目が立たない)の帥(すい・出兵)を起こすべき理由無し」と確信していた。
【蘇峰説】は
「申すも愚か」の西郷暗殺説
大久保は西郷に対して好意があり、申すも愚か、川路とても西郷を刺殺せよとの旨を中原以下面々に授けなかったことは常識持て是を判断するに十分だ。

○熊本における戦い
2月21日
熊本協同隊(四百余名)、川尻で合流
2月26日
薩軍、三方面より三千余人で一気に決着を試みるがかなわず。
2月27日
薩軍、瀬高口激戦、利あらず、西郷小兵衛戦死。
3月14日
官軍抜刀隊参戦、また熊本隊(1,500名)、貴島隊田原坂の戦いに参戦。
3月18日
官軍田原を猛攻、薩軍応戦、官軍目的を達せず。
3月19日
官軍日奈久に上陸、薩軍背後を衝く。
3月20日
正面軍、二俣口より攻撃を開始し植木駅を奪取、田原坂の険陥落
4月13日
西郷隆盛、二本木から木山に退却する。
4月15日
熊本城包囲の薩軍、敗走

○西郷は永く死せず
おおよそ世の中に鹿児島ほど西郷先生の戦さのために迷惑をしたものはない。家は焼かれ、身は殺され、財産は失くなり、何人も西郷先生のために迷惑をしないものはない。容易に忘れ難き苦悩を被った。
しかし、彼等の何人も、怨言を発するものなく、ただ死せる西郷先生を、今ま猶ほ生ける西郷先生の如く崇拝し、愛慕してゐる。之は何故である乎。世の中に偉い人が沢山いる。しかしながらその偉い力を十中九までは己れに用いている。併し西郷先生は、その力を自分のためにした事は一点もない。君のため、国のため、人のため、道のために捧げている。それで恨むなどは勿体ない、西郷先生の心は可哀さうである、誠に同情の涙がこぼれるというような事になっている。
西郷先生が日本國民に、生ける英雄として千古に存する所以は、其の殊勲でなく、彼が國家に奉仕せんとする偉なる心の持主であったからである。

豊肥線沿いの文化知って
ロータリークラブ熊本市に200冊寄贈

週報No.15 10月11日号

熊本、大分両県の74ロータリークラブで構成する国際ロータリー第2720地区は7日、九州北部豪雨災害からの復興を願って同ロータリーが発行した「豊肥本線各駅下車 歴史文化の旅」(末吉駿一著)200冊を熊本市に贈呈した。
(熊本日日新聞 H25.10.10より)




次回の卓話
10月18日 「今、自分にできること」
       日本合気道普及連盟 育翔館合気道館長
       木村  功氏
10月25日 「「誰でも安心して歩ける街づくり」~繁華街総合対策の推進状況」
       熊本北警察署署長 池部 正剛氏
11月1日 「阿部次郎(小壺)先生を語る」
       熊本信用金庫常勤監事 真子 秀樹氏
11月8日  未定
11月15日 「熊本の経済の現状と今後について」
       公益財団法人地方経済総合研究所常務理事
       元山 哲夫氏

クラブ行事
10月23日(水)「観月会」
       18:30~いけす割烹胡丁
10月31日(木)「歴代会長会」
       8:00~熊本ホテルキャッスル2階「あおい」
11月17日(日)「第34回熊本市中学生弁論大会」
       9:00~13:00
       熊本学園大学 第14号館ホール
市域・地区行事
10月25日(金)「熊本第3グループI.M.(インターシティミーティング)」
       15:30~メルパルク熊本3F「中岳」
       懇親会 18:00~メルパルク熊本2F「有明」
11月16日(土)「地区職業奉仕セミナー」
       14:00~16:00予定
       熊本学園大学 12号館1222室

熊本火の国ローターアクトクラブ
10月例会 熊本市中央公民館(第2、4(火))
10月8日(火)20:00~
10月22日(火)20:00~
       「松田敬吾会員卓話」
       熊本市国際交流会館4F 第2会議室
       終了後懇親会 場所未定
地区行事
10月12日(土)16:00~13日(日)9:30~13:30
       「国際ロータリー第2720地区ローターアクト第29回年次大会」
       清流山水花 あゆの里

鎮西高校インターアクトクラブ

《今週の会報担当  渡邊 義朗会員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 05:16│Comments(0)週報
 
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