2013年10月12日

週報No.14 10月4日号

職業奉仕月間・米山月間
■会長の時間 井上 勝己会長
司会進行 千葉 康博幹事
歌  唱
 君が代、我等の生業
 髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介
卓  話  者 フリーライター 津留今朝寿氏
市  域R.C. 1名
会長の時間      井上 勝己会長
皆様こんにちは。ご来訪者のご紹介を致します。
まず、本日の卓話者でございます、フリーライターの津留今朝寿様でございます。ご多用の中を熊本クラブの卓話にお出でいただき誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。続きまして、熊本西稜R.C.の今坂晋典様です。お久しぶりです。当クラブへのご来訪、誠にありがとうございます。どうぞごゆっくり、おくつろぎください。
それでは、会長の時間ということで、一言ご挨拶を申し上げます。
今年は、伊勢神宮の20年に一回の式年遷宮の年に当たります。みなさん、新聞・テレビ報道等にて、ご承知のことと存じますが、一昨日は、内宮の御遷御の儀が行われました。そして、明日は、外宮の御遷御の儀が行われます。私、20年前もお伊勢参りを致しましたが、年齢を経るごとにその有難さをしみじみと感じています。今年は、8月に「御白石持ち行事」に参加させていただきました。11月には、先日卓話に来ました同級生の中川君、そして先輩たちと一緒にお伊勢参りに行く予定にしています。神宮の式年遷宮は、日本人の知恵と底力を象徴するものだと、私は、思っています。今日、あまり皆様の口の端にのぼらなくなった「言の葉」「こととい」となっていますが、大八州といいますか、敷島の国といいますか、この、豊葦原の瑞穂の国に、生まれ、育てて頂いて、本当に良かったと私は心から思っています。1300年前から繰り返されている式年遷宮、そう言えば、古事記(ふるごとぶみ)編纂後1300年、正確には1301年、まさに同じ時期でございます。
私事ですが、神宮の20年ごとの御遷御の年に、このような形で、熊本クラブの会長職を拝命したことは、光栄の至りであり、心から感謝を致します。人間、生きている間には、誰でも、良きこと、悪しきこと、あるいは、予期せぬこと、いろいろな立場・境遇に身を置くことになります。私は、平素から、何事も、良き方に回転させる「こころの力」、といいますか、「意識の力」を、とても大切にしています。偶然ではなく、何事も必然と思えば、自分自身のその時の立場を、一所懸命考え、その縁を契機に己を高めようとする心が湧き出してきます。そうすると、心身ともに活力が出、一日が楽しくなります。同じ一日、「しかめつら」で過ごすより、にっこり微笑みを浮かべて過ごせるならば、これほど素晴らしいものはありません。今の立場、正直言って、先程、千葉幹事ともお話をしていたのですが、大変きついです。けれども、お蔭をもちまして、喜びも感じながら、しっかりと楽しんでおります。まあ、こういう私でございますが、今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
時間がありませんが、もう一つお話をさせてください。
先月8月17日の土曜日、熊本市総合体育館にて、第22回JR九州少年剣道大会が開催されました。当クラブでも、皆さんご存知の通り、毎年6月に熊本市剣道連盟のご協力の下、熊本市小学生学年別個人錬成大会を主催し開催をしております。思いますに、JR九州、そして熊本クラブ、双方ともに、大会を主催するその趣旨は、剣の道を通して、将来の日本を、いや世界を、担っていく子供たちを育てて行こうという、同じ「こころ」にあります。そのような同じ「こころ」を持つ企画の中で、本日入会されます、廣川昌哉支社長は大会副会長として、子どもたちのお世話を親身になさっておられました。私も剣道教室の父兄会の会長を仰せつかっていることもありまして、この時に、廣川副会長に大会に参加させていただいたことの御礼と熊本クラブへのご入会のご挨拶をさせて頂きました。廣川さんからは、入会に際してのお心を、少々漏れ承りました。また、大会会長をされています、JR九州代表取締役専務の青柳俊彦様を、その時、ご紹介をいただきました。青柳様もロータリークラブの会員ということで、大変快く応接をしていただきました。改めてこの場をお借りし、御礼を申し上げます。
本日は、東京海上日動火災保険株式会社熊本支店長、大塚竜二様、そしてJR九州取締役熊本支社長、廣川昌哉様のご入会を、会員みんなで、こころからご歓迎いたします。誠に、ありがとうございます。
さらに、剣道の話で申し訳ありませんが、9月の初旬には、熊本日日新聞・熊本県剣道連盟主催の学童オリンピック小学生剣道大会が開催され、先週には、熊本公徳会武道場「振武館」にて、第4回公徳杯少年少女剣道大会が開催されました。いずれも当クラブの会員であります伊豆様が代表をされておられます。改めてこの場をお借りし、お礼を申し上げます。私、そして私の息子は、本当に幸福者だと思います。剣道を通して青少年の健全育成に心をお寄せいただいている方々のすぐお近くに身を置けることに対し、深く深く感謝を申し上げます。
以上をもちまして、本日の会長挨拶と致します。ありがとうございました。

新入会員紹介

 (推薦者 與縄 義昭会員)
氏  名 大塚 竜二

週報No.14 10月4日号

生  年 昭和39年
勤務先 東京海上日動火災保険
(株)
役職名 熊本支店長
趣  味 音楽、ゴルフ
学  歴 1983年3月 西南学院大学商学部卒



 (推薦者 木下  康会員)
氏  名 廣川 昌哉

週報No.14 10月4日号

生  年 昭和37年
勤務先 九州旅客鉄道(株)熊本支社
役職名 取締役熊本支社長
趣  味 ウォーキング
学  歴 昭和60年3月 九州大学経済学部卒

ネームプレート交換 井上 勝己会長

土井 郁夫会員
(日本放送協会)

週報No.14 10月4日号

入会2ヶ月以内会員紹介      千葉 康博幹事
上山 圭司会員(NTT西日本)

10月誕生祝      大谷  均親睦活動委員
本松  賢会員  10月6日
野尻 明弘 〃  10月8日
栃原 秀紀 〃  10月11日
伊豆 英一 〃  10月15日
牛嶋 正弘 〃  10月17日
谷口  功 〃  10月24日
木村 光男 〃  10月26日

週報No.14 10月4日号


■出席報告      出席委員会

■幹事報告      千葉 康博幹事
・R.I.第2720地区赤山武興ガバナーより、ガバナー・ノミニー・デジグネート候補者推薦について(野田三郎ガバナー・ノミニーの次の方)
・彦根R.C.より、貴クラブバナー画像の提供及び週報への掲載許可のお礼、彦根ロータリークラブ週報
・本日は例会終了後、定例理事会がございますので理事・役員の方はよろしくお願い致します。
◎来信案内
・熊本市国際交流会館:催物御案内10月号
・熊本県国際協会:熊本国際交流祭広報用ちらしの送付および周知について(依頼)
◎例会変更
・熊本東R.C. 10月22日(火)の例会は、職場訪問例会の為、10月22日(火)12:00~自衛隊熊本駐屯地にて
10月29日(火)の例会は、直前会長・幹事慰労会の為、10月29日(火)19:00~フランス料理七彩にて
・熊本平成R.C. 10月23日(水)の例会は、姉妹クラブ合同例会の為、10月26日(土)福岡にて
10月30日(水)の例会は、定款第6条第1節に基づき取り止め
・熊本東南R.C. 10月30日(水)の例会は、定款第6条第1節に基づき取り止め
・熊本西南R.C. 10月31日(木)の例会は、定款第6条第1節に基づき取り止め
・熊本北R.C. 10月10日(木)の例会は、職場訪問の為、10月10日(木)9:00~熊本乳児院にて
10月17日(木)の例会は、観月会の為、10月17日(木)18:30~マリエール神水苑にて
10月31日(木)の例会は、定款第6条第1節に基づき取り止め
・熊本グリーンR.C. 10月21日(月)の例会は、観月例会の為、10月21日(月)18:30~KKRホテル熊本 日本料理「まつり」にて

■委員会報告
親睦活動委員会      堤  弘雄委員長
第1回井上会長杯ゴルフコンペ表彰

週報No.14 10月4日号

                     瀬屑  誠副委員長
観月会

■スマイル      櫻井 貴浩委員
井上 勝己、大橋 善治、千葉 康博、中村 展教、木下  修各会員  本日の卓話をお願いしました津留今朝寿様のご来訪を歓迎致します。「菊池一族の物語」楽しみにしております。また、本日新しく入会頂きましたJR九州の廣川様と東京海上日動火災保険大塚様を歓迎してスマイル致します。ロータリーライフを是非お楽しみ下さい。
目黒 純一会員  東京海上日動の大塚会員、JR九州の廣川会員、入会おめでとうございます。今日は、お2人のインフォメイションを担当させていただきました。私にとりましても記念の日です。ロータリーライフをお楽しみ下さい。
出田 信行会員  以前からお世話になっております津留さんのご来訪、歓迎します。お話楽しみです。
岡本 悳也会員  津留さんのご来訪を歓迎します。橙書店でのトーク、大変興味深く拝聴しました。特に熊本学園大学の前身、東洋語学専門学校創設時の功労者である武藤章中将のお話、大変参考になりました。今後ともご教示のほどお願いいたします。
出田敬太郎会員  出田実業株式会社創業100周年記念「2013秋 住まいと暮らしの総合資材展」ご来場のお礼。9月28日(土)、29日(日)に開催しました「2013秋 住まいと暮らしの総合資材展」では、お忙しい中、弊社展示会にご来場いただき誠にありがとうございました。皆様のおかげをもちまして、二日間で合計1万5千名を越える来場者があり、盛況のうちに展示会を執り行うことができましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも皆様のご期待に沿えますよう、社員一同全力をあげて社業に努める所存ですので、何卒、末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。ご来場賜りながら、諸事不行届きの点もあったことと存じますが、何卒ご寛容のほどお願い申し上げます。
瀬屑  誠会員  9月28日(土)“阿蘇くまもと空港そらあかり”をANAグループ社員と空港関係者の協力で実施しました。延べ約200名が熊本で竹のオブジェ制作に汗をかきました。10月12日(土)、10月13日(日)には“みずあかり”の10周年特別企画として、シンボルロードに移設展示されます。
副島  隆会員  ロータリーゴルフコンペで優勝させてもらいました。2位の丸山さんと同グロスで年齢勝となりました。本日例会にて結果がわかりうれしくスマイルいたします。
櫻井 貴浩会員  今月スマイルを担当します。読み間違えがないように、頑張りたいと思います。と、言いながら、来週は欠席となりますので、お詫びのスマイルです。

■本日の卓話
卓話者紹介      木下  修例会プログラム委員長

津留今朝寿様(フリーライター)
1944年 熊本県阿蘇郡高森町生まれ
1968年 アフリカ大陸ケニアに青年海外協力隊員として赴任。
1970年から今日まで世界85ヶ国を渡り歩き、各国に数多くの友人を持つ。
・元ウガンダ国大統領イディ・ダダ・アミン氏
・マザーテレサ女史
・ド・ローラ節子女史(画家バルテュス夫人)等
2001年 菊池市役所嘱託職員
著書 『一心行の大桜物語~戦国の阿蘇家武将の生涯』アドリブ社 他

「菊池一族の物語」
フリーライター 津留今朝寿氏


週報No.14 10月4日号

○1968年からアフリカのケニア、ヨーロッパ、アメリカと86ヶ国を歩いた。死ぬまでに殆どの国に行きたい。アメリカは50州のうち、これまで28州に行った。
○25年前、インドのボンベイで「マザーテレサ女史」に会った。テレサ女史に「世界で一番大切なことは何か?」と聞いたら「LOVE」と。電気が走った。マザーテレサは、あのにおい、暑さ、病気がある中で働いていた。インドの難民の中で救済をやった。20世紀最大の人物だと思う。
○菊池一族は、初代から24代まで続いた。時代でいうと、1070~1532年間の462年間。鎌倉幕府141年、室町幕府235年、徳川幕府は264年である。
○菊池一族は亡くなったのではなく、今日でも全国津々浦々で生きている。全国の電話帳でみると、菊池・菊地で約10万戸。北海道から沖縄まで全国にいる。岩手の遠野では4分の1が菊池姓。宮崎県の西米良村は菊池がつくった村。
○嫡子が菊池で、2番目3番目の子どもは、支族となった。支族は100氏ほどいる。西郷隆盛は菊池氏。だから安政の大獄の時、3年間奄美に流されたが、そのとき菊池源吾と名のった。
○出田姓は歴然とした菊池姓。出田三郎秀信が菊池支族とともに現在の熊本に出て来て、千葉城を築いた。
○菊池寛は15代武光の子孫。芥川龍之介にそう話している。芥川は西郷隆盛を書いている。
○昭和18・19年頃、映画「菊池千本槍」をつくった。1部は13代武重。2部は宮部鼎蔵。3部は松下中佐。
○南北朝時代、菊池は愚直にも「南朝一本槍」で突っ走った。敗けるのはわかっていて突っ込んでいった。南北朝は1331~1392年の61年間続いた。天皇は4代、この間菊池は6代続いた。この間ずっと南朝に忠誠を尽くした。豪族の中で、ずっと南朝だったのは菊池氏だけ。
●菊池一族の歴史
12代 武時 天皇の綸旨をうけて博多の九州探題にうちいったが、全員戦死する。戦いの前、長男武重に菊池に戻って天皇のためにふたたびたちあがるようにつたえた。(袖が浦の別れ)
※九州新幹線工事の際、多量の骨が出てきた。これが武時一族のこの時の骨とわかり、菊池神社に奉納した。
13代 武重 新田義貞の軍にしたがい、「箱根・竹ノ下の戦い」で千本槍を考えだし、菊池の名を高める。一族の団結のために、「菊池家憲」をさだめる。大智禅師をむかえ、聖護寺をたてて禅の教えをうける。
※菊池家憲 (・裏切らない ・物事は話し合って決める ・外交は武重がやる)
15代 武光 菊池城をとりもどし、征西将軍懐良親王をむかえる。1359年、筑後川の戦いで親王・武光軍が幕府軍をやぶり、南朝の力を天下にしめす。1363年、大宰府に征西府をうつし、九州が統一される。
20代 為邦 弟たちに肥後(熊本県)の託麻・宇土・八代と肥前(佐賀・長崎県の大部分)をおさめさせ、為邦は貿易に力をそそいだ。37歳で家を重朝にゆずって学問にはげみ、菊池文教の道をすすめた。
21代 重朝 1472年、家老の隈部忠直とともに孔子堂をたて、京都から桂庵禅師をまねく。連歌の会をひらき菊池文教の隆盛に大きな功績をのこす。
22代 能運 12歳で家をつぎ、相良氏をせめほろぼすが、能運の留守中に城をとられ、島原ににげる。その後、島原で兵をあげ城をうばいかえす。また、宮崎県の西米良村に遺児がにげ、そこで菊池を名のった。
23代 政隆 14歳で当主となったが、菊池家の家臣は阿蘇家からむかえた惟長を能運の子とし、肥後守護職につけた。守護の職をおわれた政隆は、最後は大友氏につかまり、自殺。
24代 武包 菊池家の家臣は、つぎは託麻家から武包をむかえて当主にした。しかし、このころ勢力をのばしていた大友氏に守護職をうばわれ、武包は島原ににげた。菊池家は、この代でおわる。
○菊池一族の最も特徴的なことは、一本線で行くが、一族郎党が裏切らない。菊池は支族を含めて100氏の人々が菊池精神を持っている。
○裏切らない、愚直に突っ走る美しい精神、文教で培った頭の柔らかさ。菊池精神は「LOVE」であったのではないかと思う。

次回の卓話
10月11日 「蘇峰のみた西南戦争」
       熊本市徳富記念園館長 藤川 博昭氏
10月18日 「今、自分にできること」
       日本合気道普及連盟 育翔館合気道館長
       木村  功氏
10月25日 「「誰でも安心して歩ける街づくり」~繁華街総合対策の推進状況」
       熊本北警察署署長 池部 正剛氏
11月1日 「阿部次郎(小壺)先生を語る」
       熊本信用金庫常勤監事 真子 秀樹氏
11月8日  未定
11月15日 「熊本の経済の現状と今後について」
       公益財団法人地方経済総合研究所常務理事
       元山 哲夫氏

クラブ行事
10月23日(水)「観月会」
       18:30~いけす割烹胡丁
市域・地区行事
10月25日(金)「熊本第3グループI.M.(インターシティミーティング)」
       15:30~メルパルク熊本3F「中岳」
       懇親会 18:00~メルパルク熊本2F「有明」

熊本火の国ローターアクトクラブ
10月例会
 熊本市中央公民館(第2、4(火))
10月8日(火)20:00~
10月22日(火)20:00~
       「松田敬吾会員卓話」
       熊本市国際交流会館4F 第2会議室
       終了後懇親会 場所未定
地区行事
10月12日(土)16:00~13日(日)9:30~13:30
       「国際ロータリー第2720地区ローターアクト第29回年次大会」
       清流山水花 あゆの里

鎮西高校インターアクトクラブ

《今週の会報担当  渡邊 義朗会員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 06:17│Comments(0)週報
 
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