2013年08月27日

週報No7 8月16日号

会員増強及び拡大月間
■会長の時間 井上 勝己会長
司会進行 千葉 康博幹事

歌  唱 それでこそロータリー
 髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介
卓  話  者 熊本県神社庁庁長(志岐八幡宮宮司) 宮崎 國忠氏
会長の時間      井上 勝己会長
皆さん、こんにちは。
さて、今日で第7回目の例会になります。おかげでだいぶ慣れてきました。慣れてきましたけれども、逆に言うとそれが油断となって、また予期せぬことがあるかもしれませんが、その時はどうかご容赦をお願いしたいと思っております。
前回までは会長挨拶については原稿を書いてきました。ただ私の胸の中には、出来るだけ原稿なしでお話しができるのが、ある意味では「一番理想的ではないかな」とも思っております。今日は卓話者に、熊本県神社庁・庁長宮崎國忠様に来ていただいております。ご紹介させていただきます。宜しくお願い致します。
さらに、私の大変親しい友人でもあり、武道仲間であり、神社庁の事務局の要をなさっていらっしゃいます、参事・湯治道男様をご紹介させていただきます。
今日は、湯治先生のご紹介により、平素から大変親しくさせていただいている宮崎先生にご講話をお願いしております。
私は、皆様方から当クラブの会長にご推薦を頂いた時から、卓話の時間には「どのような方々を、皆さんにご紹介をし、お話をしてもらうのが良いのか」とずっと考えてきました。そのような中、宮崎先生には是非、当クラブでお話をしてもらいたいと思っておりまして、5月6月ぐらいから湯治先生にご相談申し上げ、庁長さんのご予定を聞きながら、正式には7月にお願いに参りました。先生のご都合が、今日でしたらOKだということで、ちょうど昨日が終戦記念日、もっと正しい言葉でいえば停戦記念日です。そういう意味でも、熊本県神社庁の総要(かなめ)の宮崎先生に来ていただき、それにふさわしいお話をしていただくのが時宜にかなったことではないかなと思い、お願いをした次第です。
また、湯治先生にも「秘書役ということで一緒にどうぞ来てください」とご案内申し上げました。当クラブの様子を、身体を通して少しでも感じていただけたら、今から先の当クラブへの理解も違ってくるのではないかと思いまして、お願いをしました。気持ちよく「分かりました」ということで本日ご同行いただいております。今日はよろしくお願い致します。大変楽しみにしております。
ご来訪者のご紹介が長くなりました。会長の時間ということで、千葉幹事から今日はもう少しお時間を頂いておりますので、今少し、お付き合いをお願い致します。
まず、クラブ内のこととして、先週の金曜日、例会が終わりましたあとに、午後6時30分から、木下 修委員長が率いられます例会プログラム委員会が開催されました。まことに活発な、内容の濃いお話をいただきました。他の委員会もそうですが、大変お忙しい方々に例会プログラム委員会の委員になっていただいております。このような方々が「こういう方向ではどうだ、ああいう方向ではどうだ」と、具体的な多くのご意見を出していただきました。これも、皆さんが、「卓話を充実させたい」という強い思いがあるからこそ、中身の濃いお話をいただいたと思います。とても、私、心強く感じました。せっかく例会の時間30分頂いております。出来るだけこれを有効に活かしていきたいと思っております。
そこで、前宣伝ではありませんが、当クラブに7月、ご入会いただきましたアサヒビール熊本支店長生田目さんのご紹介で、8月30日にアサヒビールの元副会長でございます中條高德様(現在は同社名誉顧問)に、わずか30分の卓話の時間ではありますけれども、東京から来ていただくことになりました。中條先生は東京北ロータリークラブの現役のメンバーでございます。アサヒビールの縁、ロータリークラブの縁というものを通じ、わずかな謝礼であるにもかかわらず、わざわざ東京から来ていただけることになりました。本当に感謝しております。
8月30日の夜は、新入会員の歓迎会、懇親会が開催されるようになっております。是非この席に、生田目さんとご一緒に中條先生にもご臨席いただきまして、東京北ロータリークラブの話、あるいは昭和2年のお生まれでございます、いろんなご経験、ご体験をお持ちでいらっしゃいます、当クラブの若い人たちはこのような先輩方と、積極的に膝突き合せて、いろんな話をしていただきたいと思います。そうすることによって、いろいろなことについて、「魂の通い合い」といいますか「魂(たま)が移る」といいますか、そういう良き機会になるかと思います。懇親会の担当は、堤さんが率いる親睦活動委員会の皆様にやっていただいております。「できるだけ多くの会員の皆様に是非ご参加いただければなあ」と心から願っているところでございます。先週の例会プログラム委員会のご報告と御礼を述べさせていただきました。
二つ目です。昨日は、先ほど申し上げました通り、先の大戦の終戦の日、停戦の日でございました。全国各地で、日本武道館をはじめいろんなところで戦没者の追悼式・慰霊祭が行われたことは皆様もよくご存じのことと思います。私も先の大戦で亡くなられた皆様方に対するご冥福を心からお祈りしたいと思います。
同時に、私も皆様方と一緒に、二度とこのような戦争が起こらないように力いっぱい努力をしていかなければならないと思っております。
もうちょっといいですか。三つ目です。
私は、今年度の一年間、教育というものを真剣に考えていきたいということで、いろんな方々にご相談もし、ご批判も頂いております。会員の先輩方は「井上さん、それはちょっと硬いぞ」と。ただ、私は、やはり、いろいろな物事を考える源は「教育」だと思っております。教育の目的は何かということを真剣に今考えておかないと、私達の子や孫たちの時代にいろんな災いが起こってくるのではないと思っております。そういう意味でこの一年間、「教育」というものを皆様方と一緒に真剣に考えていきたいと思っています。
本日の卓話者・宮崎先生は濟々黌出身でございます。濟々黌という学校、私が言うまでもなく、当クラブには濟々黌のご先輩はたくさんいらっしゃいますが、濟々黌の建学の精神、教育の方針が、まさに、熊本県全体の教育の基本方針となり、熊本の教育方針が、日本の国全体の教育の基本方針につながっていったのです。
私立同心学舎、佐々友房先生をはじめ、建学に携わられた当時の先生方のおこころに思いを致すとき、やはり、ここで、教育というものを、熊本の地だからこそ、いろんな思いを持って考える必要が、喫緊の課題があるのではないかと思っております。
どうぞ、そういう意味で、この一年間、ある意味でご辛抱を頂いて、お付き合いしていただければ、と思っています。どうか、よろしくお願い致します。
ちょっと長くなりましたけど、以上をもちまして、会長の挨拶と致します。ありがとうございました。
入会2ヶ月以内会員紹介      千葉 康博幹事
本村  明会員((株)鶴屋百貨店)
土井 郁夫会員(日本放送協会)

■出席報告      出席委員会

■7月出席率報告      舩山 直人出席委員
7月5日   93.33%
  12日   89.04%
  19日   98.63%
  26日   92.00% 
  平均   93.24% 

出席100%表彰(8月)       舩山 直人出席委員
福田  稠会員 32年
村本  亮 〃  17年
野中 暉夫 〃  6年

■幹事報告      千葉 康博幹事
◎来信案内
・熊本県国際協会:
広報誌「VOICE」Vol.58の発行に掛る原稿募集について
熊本県国際協会ミニ情報誌 №458号
◎例会変更
・熊本菊南R.C. 9月25日(水)の例会は、熊本’05福祉R.C.との合同例会の為、9月24日(火)17:45~ 火の国ハイツにて

スマイル       坂本 哲也委員
岩下 忠佳会員  本日、卓話にご来訪の熊本県神社庁庁長宮崎國忠宮司さん、随行の神社庁事務局長湯治道男参事さんを歓迎します。このあと、来週の週末まで、また福島県へ出向され、東日本大震災の復興支援に取り組まれると聞いています。東北も猛暑が続き、熱中症も出ていると報じていました。くれぐれも水分補給など怠りなく万全を期しての活動を念じてやみません。
井上 勝己、大橋 善治、千葉 康博、中村 展教、木下  修各会員  本日の卓話をいただきます、熊本県神社庁庁長 宮崎國忠様、そして大江神社宮司 湯治道男様のご来訪を歓迎してスマイルいたします。本年度の当R.C.の会長テーマ「思い出そう 親たち先人たちのこころ」にぴったりの卓話を伺えるものと楽しみにしております。
田代 卓也会員  熊工の甲子園出場に際しご支援をいただき誠に有難うございました。2回戦敗退に申し訳なく思います。今後も出場の機会がありますのでご声援を宜敷くお願い申し上げます。有難うございました。

■本日の卓話
卓話者紹介       木下  修例会プログラム委員長

宮崎 國忠様
昭和20年7月5日生 68歳
天草郡苓北町志岐で誕生
済々黌高校、皇学館大学を卒業
昭和43年4月から昭和53年3月まで長崎市鎮座鎮西大社諏訪神社に奉職
家職であり志岐八幡宮を承継するために帰郷
父とともに神明に奉仕するかたわら志岐保育園を経営し、地域の発展に寄与。
熊本県神社庁天草支部長等を経て、熊本県神社庁理事、天草郡市保育所連絡協議会会長、教育委員、人権擁護委員など歴任し、平成25年4月に熊本県神社庁庁長に就任。

「お宮とふるさと」
熊本県神社庁庁長(志岐八幡宮宮司)宮崎 國忠氏

週報No7 8月16日号

1、庁長という重責
熊本県神社数 1,360
神職 361
大麻頒布数 23万体
2、庁長に就任するまでの不思議
3、東北大震災に現地で見たこと感じたこと
震災地支援活動の経験と友人たち
祭りの復興の活力
球磨工業の活動を通して
4、熊本県神社庁のめざすもの
ふるさとの良さの再認識
発信する美しい日本^k「豊かさとは」
昭和39年3月29日、父の俳句の師、阿波野青畝の一行が天草を訪れ、わが家で句会を催した。
<イースタや一揆の島とおもひ得ず>。ちょうど復活祭の日、キリシタン墓地を訪ねたクリスチャン青畝の句。「天草遊杖」と題されたその時の句の数々は、干潟や春日を詠んで穏やかだ。
370年前、天草島原の乱の凄惨な戦闘で一揆勢3万7千人が全滅し、武士も1万3千人が死傷した。約2万5千の天草島の人口は一挙に1万8千まで減った、という。
この乱は戦国時代の気風を脱し社会の安定を目指す、文明への転換点となった。天草の復興は、島外からの移民で始まる。私の祖もそのとき菊池からはせ参じた。多くの苦難を伴いながら天草はいま豊かだ。
東日本大震災で50センチの津波が来た苓北の海に向かって、今年も安寧と豊穣を祈った。海や山や川、自然を畏敬、感謝し、同胞との信頼関係を大事にしながら穏やかな日々を保っている。
<鯖釣って暮らしを立てて神仕え>は戦後の貧窮時代の父の作だ。海の恵み、神にお供えし、日々の生計をたてることの喜びを詠んで、私はこの句から貧しくとも誇りに満ちた充実感を受け取る。
青畝の天草離島から1週間後、
私は家を継ぐため神都伊勢へ赴き、学を志す。そしていま、跡を継ぐ。豊かさとは何かを問いながら子孫へいのちを引き継ぎたいと思う。(2012.3.29)



次回の卓話
8月23日 「中国民事訴訟法231条にみる対中投資の危険性」
      株式会社豊礼代表取締役 廣瀬  勝氏
8月30日 「日本これでいいのか?」
      アサヒビール株式会社名誉顧問
      中條 高德氏

クラブ行事
8月27日(火)「奉仕プロジェクト合同委員会」
      18:30~ 和食なか田
8月29日(木)「3委員会(広報・スマイル・クラブ会報)の合同委員会」
      18:30~ sports居酒屋バリ
8月30日(金)「新入会員歓迎会」
      18:30~ 田吾作
9月6日(金)「新世代委員会合同委員会」
      18:30~ 熊本ホテルキャッスル
      2階「あおい」
9月13日(金)「第2回クラブ協議会(目黒純一ガバナー補佐訪問)」
      13:40~15:30 熊本ホテルキャッスル 地階「さざんか」
9月15日(日)「職場訪問(アサヒビール(株)博多工場見学)」
      8:50 ホテルキャッスル前集合
9月20日(金)「熊本第3グループ合同ガバナー公式訪問例会」
      食事 12:00~12:30
      公式訪問例会 12:30~13:30
      熊本ホテルキャッスル2階「キャッスルホール」
9月28日(土)「第1回井上会長杯ゴルフコンペ」
      集合 7:30
      スタート 8:07
      城南カントリークラブ
      懇親会 18:30~ 
      熊本ホテルキャッスル1階キャッスルクラブ「エルドラード」

熊本火の国ローターアクトクラブ
8月例会
 熊本市中央公民館(第2、4(火))
8月27日(火)20:00~
地区行事
10月12日(土)16:00~13日(日)9:30~13:30
      「国際ロータリー第2720地区ローターアクト第29回年次大会」
      清流山水花 あゆの里

鎮西高校インターアクトクラブ
9月3日(火)「インターアクトクラブ訪問」
      11:30~12:40 鎮西高校

《今週の会報担当  渡邊 義朗会員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 23:00│Comments(0)週報
 
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