2012年11月09日

週報No.18 11月2日号

■会長の時間
目黒 純一会長
司会進行 柳邉 俊雄幹事

歌  唱 君が代、富士山
髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介
卓  話  者 熊本ビルサービス(株)代表取締役社長
作曲家(第47回熊本県文化懇話会新人賞)
光永浩一郎氏
市  域R.C. 2名

会長の時間     目黒 純一会長
4日は朝9時から中学生弁論大会です。22名の中学生が参加します。多くの会員の参加をお願いいたします。
10月27日土曜日2回目のゴルフ大会がありました。後ほど成績発表があります。ご期待ください。盛会でした。ありがとうございました。
ところで、10月27日の熊本日日新聞朝刊新生面に「終戦直後、進駐軍の米兵がアイスキャンデーをしゃぶりながら商店街を闊歩していた。みんなが怖がって避ける。その様子を米兵が面白がっている。少年は悔しくて、知らん顔で擦れ違ったら、いきなりアイスキャンデーで殴られた。それが米国に対する心の傷として残っているという」少年とは前東京都知事石原慎太郎さんだそうだ。勿論、ユーモアを交えての対談の中での話。私は、終戦直後熊本市浄行寺町で米兵に叔母2人が襲われようとして、祖母が懸命に空になった炭俵の中に叔母を1人1人入れてかくまう姿が今もって頭から消え去らないでいます。
沖縄での婦女暴行事件は後を絶ちません。戦争は人だけでなく都市全体にも大きな傷を残します。終戦直後に見た熊本、花畑公園から見た熊本は米軍による空襲で市の中心部は完全に焼失してました。花畑公園から水前寺の鳥居がはっきりと見えました。
終戦19年目、1964年9月、私はシンガポール港に上陸しようとしました。その日、日本人による戦争犠牲者の遺骨がシンガポール市内で見つかり、我々日本人に対する抵抗が強く、上陸が拒否されました。韓国・大田市での出来事、私より10歳年上の日本人の大学教授は、大田駅のホームに立って「この鉄道は日本人が造った」と私に言いました。中国・韓国をはじめアジアの国々との間に日本が過去に残した事実があります。
最近よく、今の日本の若者は内向きであるといいます。一方、東京大学を中心に入学時期を春から秋に変えようとしています。その理由は、大学生の海外留学に便宜を図ろうとしているわけです。若者の気持ちをより外向きにしようとしているわけです。ロータリーでも奨学金制度の充実を図ることを中心に世界各国の若者の国際交流を盛んにする努力をしています。
若い人の記憶の中に嫌な記憶を出来るだけ残さないためにも、国際理解をより一層進める意味からも、若い人たちの交換を盛んにしようではありませんか。

入会2ヶ月以内会員紹介 柳邉 俊雄幹事
中川 成洋会員(野村證券(株)熊本支店)
渡辺 義朗会員(九州電力(株))
坂本 哲也会員(日本銀行熊本支店)

11月誕生祝 瀬屑  誠親睦活動副委員長
江口  徹会員  11月1日
柳邉 俊雄 〃  11月7日
岩下 忠佳 〃  11月10日
目黒 純一 〃  11月23日
入江 展至 〃  11月29日
松田 敬吾 〃  11月29日
野中 輝夫 〃  11月30日

週報No.18 11月2日号


■出席報告 出席委員会

■幹事報告     柳邉 俊雄幹事
・2012~2013年度 国際ロータリー第2720地区会員増強「2720プロジェクト」第2回セミナー開催の案内
日時 2012年12月1日(土)
     登  録 13:00~13:30
     セミナー 13:30~16:30
     場所 くまもと県民交流館パレア 9階 会議室1
     出席義務者 クラブ会員増強委員長、希望者
・本日は例会終了後、定例理事会がございますので理事・役員の方はよろしくお願い致します。
◎来信案内
・熊本市国際交流会館:催物御案内 11月号
◎例会変更
・熊本城東R.C. 11月26日(月)の例会は、ワイン例会の為、11月26日(月)18:30~「コート・ド・レーベ縷々(るる)」にて

■委員会報告
親睦活動委員会      瀬屑  誠副委員長

目黒杯ゴルフコンペ結果発表

■スマイルボックス     大谷  均副委員長
熊本南R.C. 寿崎  肇会員  久しぶりで親クラブの熊本ロータリークラブにメーキャップをさせて頂きます。勉強させて頂きます。ありがとうございます。
山内  武、牛嶋 正弘、上田 隆利、伊豆 英一、村山 成之、村上 憲誠、山田 哲大、大谷  均各会員  我らが母校、済々黌高校野球部が秋の九州大会で決勝までコマを進めました。これで55年ぶりの春の選抜への出場の道が開きました。熊本R.C.の皆様に決勝戦を心の中で応援していただくことを祈念してスマイルします。
目黒 純一、野中 暉夫、柳邉 俊雄、千葉 康博各会員  寿崎 肇パストガバナーのご来訪を歓迎いたします。また、熊本ビルサービス(株)代表取締役で作曲家の光永浩一郎様もようこそおいで下さいました。前方のピアノやマイクを拝見し、今から卓話を楽しみにしております。
河北 敏夫会員  子供のない私にとりまして後継者問題は頭の痛いことでしたが、この度私の姉の長男が社長を引き継ぐことになり、やっと会社の将来の道筋がついたという思いです。しかしこれで肩の荷が下りたという思いになっておりません。ロータリーの皆様とのお付き合いが一番私の心が和らぐ時です。今後ともよろしくお願い申し上げます。
植田 義浩、門垣 逸夫各会員  副島会員の叙勲おめでとうございます。私共には縁のない名誉ですが、当クラブにとっても名誉なことです。祝いのパーティーを今から楽しみにしてスマイルします。
副島  隆会員  目黒会長杯ゴルフコンペにて、はからずも優勝してしまいました。最近回数が多くて、いくつで廻ったのか忘れましたが、多分皆様のスコアが悪かったかハンディが辛かったせいでしょう。ともかくスマイルいたします。
吉村圭四郎会員  熊本青年会議所シニアクラブの光永浩一郎さんのご来訪、卓話を歓迎します。
西村 浩二会員  熊本が生んだ名作曲家、光永浩一郎先生の音楽に触れられる喜びを記念してスマイル致します。
三浦  勲会員  本日の卓話者光永浩一郎様を歓迎してスマイルします。ピアノ楽しみにしています。
中村 展教会員  熊本ビルサービス株式会社 代表取締役社長光永浩一郎様のご来訪を歓迎致します。社長業の傍ら作曲家としても多忙な日々を送られている光永様の卓話と演奏を楽しみにしています。

■本日の卓話
卓話者紹介     中村 展教例会プログラム委員長

光永浩一郎様
(熊本ビルサービス株式会社代表取締役社長/作曲家 45歳)
第47回熊本県文化懇話会新人賞 受賞
幼くして音楽家を志し、中学卒業後、東京藝術大学付属音楽高等学校を経て東京藝術大学、同大学院で作曲を学び、家業を継ぐために帰熊後も、作曲活動とピアノ演奏活動を続け、多くの作品を世に送り出してきた。
過去においても、電子楽器の元祖オンドマルトノとの共演や、「エレクトラ」や「ハムレット」などの劇中曲は高く評価されてきた。
平成23年の活躍として特筆すべきは、1月15日に開催されたガラコンサートにおける「9人の邦楽器奏者のための日本の魂」と熊本県芸術文化祭オープニング事業における「水のカンタータ“調和の霊感”」が挙げられる。

「音楽と私」
♪水のカンタータ “調和への霊感”♪生演奏
熊本ビルサービス(株)代表取締役社長
作曲家(第47回熊本県文化懇話会新人賞)
光永浩一郎氏


週報No.18 11月2日号

今日は、私が「熊本県文化懇話会新人賞」を受賞するきっかけとなった作品「水のカンタータ」をこの場で演奏したいと思います。この曲は洋楽オーケストラ、邦楽アンサンブル、混声合唱団、少年合唱団、ソプラノ独唱、それに特殊な電子楽器オンドマルトノを用いた途方もない編成の大規模な作品です。本日は小規模ながらソプラノ独唱にピアノ伴奏と、語り手を加えた新しいバージョンでお届けしたいと思います。ここで用いられる語りをして下さるのは、熊本で前衛劇団「ゼーロンの会」の代表を務める上村清彦氏です。その彼が作った詩「入江」によってこの作品は画竜点睛のごとく真の完成を見ました。
今皆さんにご覧いただいた映像でもお分かりの通り、私はしがない清掃業を経営する者に過ぎません。これをご覧になった方は、多忙を要求されるこのご時世にどうしてこんな大作を作ることができたのか?と不思議にあるいは訝しく思われる方もいらっしゃるでしょう。
それはこの曲は、実のところ私一人の力によるものというよりは、大勢の方々の力を借りて完成することができたといっても良い作品だからです。
「水のカンタータ」は、水をテーマにした作品として熊本県立劇場より依頼され、熊本の水の風景から多くのインスピレーションを得ています。
しかし真の意味でこの作品に魂を与えるきっかけをいただいたのは、ゼーロンの会代表・上村清彦氏です。
上村氏はゼーロンの会結成以来17年にわたって「エレクトーラ」「ハムレットマシーン」「カミーユ」「トロイアの女」など古典から前衛までを題材とした演劇を多数公演されるという実績の持ち主です。
上村氏が寄せて下さった詩「入江」によって、「水のカンタータ」は魂を与えられました。今日は上村さんの語りを入れた完全バージョンで皆さんにお届けします。
ここで作品の最初の発想…これは水の讃歌をテーマとして作ったフーガですが、この原曲版をちょっと聴いていただきたいと思います。(演奏1)
このフーガを作ったあと、2011年3月11日に東日本大震災が起こりました。上村さんはそのときの印象を「入江」という詩に託してくださいました。最初私はこの生々しい内容の詩を聴いて、当事者の方々からすれば思い出したくもない情景だったでしょうが、詩の朗読を聴くうちにインスピレーションが湧きました。このフーガにグレゴリア聖歌を重ね合わせたら…というアイディアです。それでこの作品はこのように変わりました。(演奏2)
作曲を通じ、この悲惨な状況から我々はいかに前進するべきかという、ヒントを得たように思います。
最後になりますが、今日のソプラノ独唱を務めていただく松本由美さんをご紹介します。松本さんはウィーン国立音楽大学で研鑽をされ卒業後、熊本に帰り現在尚絅高校で講師を務めていらっしゃいます。非常に理知的な歌唱をして下さる歌手で、将来がとても楽しみな逸材です。
それではこれから、上村清彦さんの詩の朗読と、松本由美さんのソプラノ独唱により、水のカンタータ“調和の霊感”を演奏いたします。

週報No.18 11月2日号


熊本市中学生弁論大会
平成24年11月4日(金) 於「熊本学園大学」

週報No.18 11月2日号

週報No.18 11月2日号

次回の卓話
11月9日 「熊本商工会議所会頭に就任して1年」
     熊本商工会議所会頭
     ホテル日航熊本代表取締役社長
     田川 憲生氏
11月16日 「子どもの発達と環境」(仮)
     崇城大学薬学部教授/医学博士
     松倉  誠氏
11月23日 祝日(休会)
11月30日 「ロータリー財団の夢計画について」
     地区補助金管理委員会委員長
     木村  初氏(熊本西南R.C.)
12月7日 「中学生弁論大会表彰式」



クラブ行事
11月4日(日)「第33回熊本市中学生弁論大会」
     9:00~
     熊本学園大学 高橋守雄記念ホール(第14号館ホール)
11月9日(金)「職業奉仕委員会」
     19:00~
     場所 中華料理 チャオリ
11月13日(火)「職場訪問」
     7:45 市民会館崇城大学ホール前集合
     佐賀県基山町「九電工アカデミー」訪問
12月21日(金)「年忘れ家族会」
     18:30~
     熊本ホテルキャッスル2階
     「キャッスルホール」

市域・地区行事
11月10日(土)「地区部門長・ガバナー補佐研修セミナー」
     13:45~16:45
     リバーサイドホテル熊本
11月21日(水)「第4回熊本中央ロータリークラブチャリティコンペ」
     8:15開会式
     チサンカントリークラブ御船
12月1日(土)「2012~2013年度国際ロータリー第2720地区会員増強「2720プロジェクト」第2回セミナー」
     13:30~16:30
     くまもと県民交流館パレア 9階 会議室1

熊本火の国ローターアクトクラブ
11月例会 熊本市中央公民館(第2、4(木))
11月8日(木)20:00~
11月22日(木)20:00~
地区行事

鎮西高校インターアクトクラブ


《今週の会報担当  吉山 典秀会員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 14:28│Comments(0)週報
 
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