2019年02月09日

週報No.28 1月25日号

点鐘(開会)        本松  賢 会長
          司会進行 立石 和裕 副幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  「雪山賛歌」
            髙森 郁子 ソングリーダー
来訪者紹介         本松  賢 会長

卓話者熊本県立美術館館長田崎 龍一氏
同行 学芸課長    有木 芳隆氏

■会長の時間
本松  賢 会長

今日は昨年9月にアメリカ男子ゴルフ5年ぶりの優勝を果たしたタイガー・ウッズの話を致します。
昨年9月23日アメリカ・アトランタ州イーストレークGCで開催されたアメリカ男子ゴルフの今季最終戦「ツアー選手権」で、タイガー・ウッズが通算11アンダーでツアー5年ぶりの優勝を果しました。
初日から3日間トップを維持し首位で迎えた最終日は、71の1オーバーで回って逃げ切り見事優勝、アメリカゴルフ史上歴代2位の優勝回数を80に伸ばしました。アメリカツアー最多優勝はサム・スニードの82勝で、タイガーはあと2勝でツアー最多優勝に並ぶことになりました。ちなみにこの「ツアー選手権」優勝賞金は162万ドル(約1億8,300万円)を獲得しました。
元世界ランキング1位のタイガー・ウッズはここ数年腰痛に悩まされ手術を4回も繰り返し、たびたび戦列を離れていましたが、今期は安定したゴルフで何度となくテレビにも顔を出すようになっていました。
タイガー・ウッズは最終の18番グリーンで数センチのパットを沈めると、両手を高々と挙げてガッツポーズをし、5年ぶりの優勝で通算80勝を達成致しました。インタビューでは「泣かないように必死だった」と言って、久々に味わう勝利に満面の笑みを浮かべていましたが、あれほどの選手でも怪我から復帰し優勝出来たのは本当に嬉しかったのだろうと、私もテレビの前で泣いてしまいました。
最終日のタイガー・ウッズの試合内容を説明しますと、前日まで2位に3打リードで最終日を迎え、大歓声に囲まれスタートした1番ホールで3メートルのパットを沈めてバーディを取り好調な滑り出しでした。このコースは非常に難コースなので余裕をもって攻め後続の追撃を許しませんでしたが、終盤ショットが乱れ15番、16番と連続ボギー、17番ではティーショット左ラフに打ち込みピンチを迎えました。これを見て私は、やっぱり最近優勝していないプレッシャーが来たなーと感じ、「おそらくここでボギーを打って2位に下がるだろうなー」と思いましたが、流石タイガー・ウッズ、見事3打目を1メートルにつけてパーでしのぎ、最終18番の決着となりました。ここはロングホールなので3オンすればまず負けは無いだろうし、良ければバーディも取れるかもなホールだから大丈夫かなーと予測していました。タイガー・ウッズが最終組で優勝を決める状態のとき、18番ホールは以前から常にフェアウェーをギャラリーに開放されていましたので、久しぶりに18番でタイガーコールが巻き起こり、観客がフェアウェーを埋め尽くし大観衆となりました。タイガーはバンカーからの第3打を2メートルにつけると、「ああ、これで勝った」と思ったような笑みをテレビを見ている私達にもわかるように浮かべ、大観衆に手を振って応えた。私も久しぶりゴルフの醍醐味を十分に味わう事が出来ました。
最後のタイガー・ウッズの優勝スピーチでは、4度の腰痛の手術からツアーに復帰したのは1月、「昨年は歩くことも出来なかった、このレベルのゴルフが出来るか分からなかった」と振り返り、「今年はばらばらだったゴルフを少しずつまとめてきた」と練習の成果を振り返って、最後に話した言葉は「今プレーが出来る事をとても幸運に思っている、続けているといつかサム・スニードの82勝を追い抜く事が出来るかも?」と復活勝利に自信を深めた様子でした。
なぜ今頃このような話をしたかと言いますと、私も一昨年脊椎間狭窄症の手術をし完治しましたが、昨年6月再度の以前からの腰痛に悩まされ、しばらくゴルフは出来なくなり、治療に専念しました。病院・マッサージ・整体と色々と出来る治療を受け、効果も少しは出ましたが、行きついたのはやはり自分で体を動かすこと、つまり歩く事でした。毎朝の早朝散歩をするようになって、少しずつ改善が見られ、今はほぼ良くなって、ゴルフも十分出来るようになりました。数年ぶりに腰をかばわずフルスイングで打つこともできるようになり、今ではゴルフの出来る楽しさを十分に味わっています。そのような経過がありましたので、遅ればせながらタイガー・ウッズの優勝時の話を記憶をたどりながら、会長の話に致しました。



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 17:35│Comments(0)週報
 
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