2018年12月18日

週報No.22 12月7日号

点鐘(開会)        本松  賢 会長
         司会進行 出田敬太郎 幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  「奉仕の理想」
髙森 郁子 ソングリーダー
来訪者紹介      本松  賢 会長

卓話者NPO法人九州災害救助犬協会
事務局統括 東  勝巳氏
米山奨学生ヒラス・トゥメガス・マナルさん

■会長の時間
本松  賢 会長
国際ロータリーラシーン会長よりメッセージが届いております。
親愛なるロータリーの皆さん、本ロータリー年度もほぼ半分になりましたが、今年度の目標に向け取り組みが順調に進んでおられることを願っています。この時期は前半期の活動を振り返り、今後になすべきことを考える良い機会となりますと記されています。このほか「ロータリー グローバル リワード」などについても触れられています。
次に「ガバナー月信」が届いております。第2720地区髙山泰四郎ガバナーより、11月16日・17日に開催されました今年度の「第2720地区大会」に多くの皆様にご出席頂いた事へのお礼のメッセージが書かれています。
さらに12月は「疾病予防と治療」月間です。
毎年世界では10億人が伝染病をはじめ、様々な病気に苦しんでいます。また世界で240万人の医師・看護師・助産師・介護士が不足しています。
「疾病予防の為」には伝染病の予防を教える保健教育プログラムを支援し、予防接種を推進するなど3項目が記されています。
また「医療充実の為」には地元の医療機関と協力して、様々な医療従事者を対象とした研修プログラムを開発する事など3項目のヒントが記されています。
後ほどお読みください。
次に、熊本ロータリークラブ主催の熊本市中学生弁論大会が熊本火の国ローターアクト主幹の元、今週日曜日に熊本学園大学で開催されました。この大会は熊本ロータリークラブが1981年に地域社会への奉仕の一環として始められ、今回で39回目を迎える伝統の弁論大会です。
今年のテーマは「絆」「人と人のつながり」でした。東北震災以降「絆」の言葉が多く使われ、テーマにされたのだと思います。その後熊本地震が発生しましたので、引き続きこの同じテーマで続いているようです。
今回は中学生13名の応募で行われましたが、当日1名の欠席があり12名で実施されました。
当日は審査委員や関係委員会委員のほか、與縄会員・宮原会員・目黒会員・小山会員・小野会員・中島会員・布田会員など皆様に公聴戴き有り難うございました。
この弁論大会は参加者、観客共にここ数年減少傾向にあります。そして今回も会場に入りましたら観客はまばらでしたので少し拍子抜けしました。この様な状況でしたので、最初はこの弁論大会の存続を危惧する感は否めませんでした。
しかし12名の参加者の1番を切って文徳中学校3年吉野真央さんの弁論を聞いて、その素晴らしさに心が引き寄せられました。堂々とした態度、的を射た内容の良さ、一番手にかかわらず大きな声での発表は驚きでした。その後11名の発表者も共に非常に素晴らしく、弁論の内容、話しぶり、訴える力、立ち振る舞いが実に堂々として素晴らしく、全てに輝いていました。彼らが十分に練習をして大会に臨まれたのだと確信致しました。
発表内容は現代風のスマホ・SNSに関した項目が多くみられ、これも時代を表しているのだと感じました。全ての参加者の話を聞き、日頃接しない学生の清らかな心が伝わって来るたびに、なぜか心が洗われる思いでした。
その後、審査委員の錦ヶ丘中学校増村隆夫校長と出水南中学校上妻昭仁校長お二人と、審査委員との雑談の中で、いま中学校弁論大会が熊本市でもいくつか開催されていますが、熊本ロータリークラブのこの大会はトップクラスの大会だそうです。
私たちの時代、弁論大会は、授業で弁論を教わり全員が発表し、その中で優秀な生徒が選ばれて大会に臨むというものでしたが、現在ではそのような授業はなく、希望者のみが参加する形となっているようでした。また最近では本来の授業以外の活動を推進するのがなかなか難しくなってきているのが現状ですので、弁論をする学生が少なくなってきているようです。
しかしながら一方では、各学校において弁論に勤しむ学生は少ないけれども、その中でも一生懸命頑張っている子供たちがいる、彼らが弁論の底辺を支えていることは事実だとお聞きしました。今回の大会も学生たちは一生懸命目標に向かってやっているとの話も聞きました。それを聞いて、少なくとも弁論に対して熱い思いをもっている学生がいる限り、長年続いているこの大会は継続して行かなくてはいけないのではなかろうかと強く感じました。
今は社会の傾向というか、時代が変わってきて減少の傾向にあるのかも知れませんが、また弁論に大いなる興味を見せる時代が来るのかも知れません。その時の為にも光は消さず存続させたいものです。観客の問題、学生の応募者の減少は、新たな対応を考えて取り組まなくてはならないと感じました。
以上、会長の時間でした。



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 19:47│Comments(0)週報
 
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