熊本ロータリークラブ

点鐘（開会）　　　　　　　本松　　賢 会長
　　　　　　　　司会進行　出田敬太郎 幹事
国歌斉唱
今日の歌唱　　「手に手つないで」
髙森　郁子 ソングリーダー
来訪者紹介 　　　　　　　本松　　賢 会長
卓話者九州中央リハビリテーション学院
　　　　　　　理学療法学科専任教員　松本　貴子氏
■会長の時間
本松　　賢 会長
一昨日28日、福岡ロータリークラブ例会に目黒委員長、牛嶋元会長ほか幹事・副幹事の皆さんには80周年キャラバンに博多まで行って頂き、有り難うございました。
私も参加する予定でしたが、大西市長と熊本経済同友会代表幹事との懇談会が急遽入り、開催時間に間に合わずスミマセンでした。その後訪問先の九州電力で元熊本ロータリー会員の渡辺副社長とお会いしましたところ、先ほど福岡ロータリーの例会に目黒周年委員長・牛嶋元会長他みなさんが出席して80周年のご案内をされましたと伺いました。
福岡まで行って頂いた皆様には感謝申し上げます。
さて今年度国際ロータリー第2720地区の地区大会が先週16日・17日「ホルトホール大分」で開催されました。熊本ロータリーからは13名の会員に出席して頂きました。
16日は指導者育成セミナーと、地区学友会創立総会並びに記念祝賀会が開催されました。
17日は地区大会4委員会が9時から開催され、10時からガバナー補佐・会長・幹事会議が開催され、その後12時から本会議が開催されました。
広瀬勝貞大分県知事・RI会長代理として第2730地区延岡東RCの野中玄雄氏・並びに髙山泰四郎ガバナーのご挨拶など盛り沢山の議事があり、その後5時から熊本ロータリー80周年記念事業について出席者にアピールいたしました。しかしながら、我々が登壇した時間は当初の1割しか残っておらず、寂しい思いでアピールしました。
今回感じた事ですが、私どもが次回幹事をするようなことがあれば、式典に続き様々な表彰式等が終了し休憩に入る前に、各クラブよりの報告を入れたら如何かと思いました。記念講演や青少年パネルディスカッションなどの後では、折角の広報事項が伝わらなくなってしまってはもったいないと感じました。これはあくまでも私の私見ですので、宜しくお願い致します。
今回面白い話を伺いましたので、皆さんにお話し致します。
16日午後4時から「地区指導者育成セミナー」が開かれ、RI会長代理で第2730地区延岡東ロータリーの野中玄雄氏の話がございました。この方はお寺のご住職をなされている方で、話し方も穏やかな方で、長年ロータリーで活動されるお父様の姿を子供の時から見ておられたので、ロータリーの事はとっても詳しく良く知っておられました。
育成セミナーの最後に質疑応答がございました。そこで大分のロータリアンが質問され、まずはRI会長のテーマ「インスピレーションになろう」という言葉は意味が分からない、また毎年テーマを変える必要があるのか？　さらに世界中では仏教・キリスト教・ヒンズー教・イスラム教など多くの宗教がある中で、ロータリアンの考えを同じにするのは難しいのではないか？という質問がありました。
これには進行役も、急な話とさらに話が大きくこれを全て説明するのは如何なものか？といった表情でした。
最初に髙山ガバナーが答弁され、司会者はそこでいったん切って後ほどパーティの会場で個々にお答えいたします、と言われたのですが、先ほどの野中玄雄氏がすっと立ち、即座にお答えされました。
まず「インスピレーションになろう」というテーマについてお答えになり、テーマは毎年変更しなければ年ごとの変化がなく全体の活力が低下していく、従って毎年変えていく事が、発想を新しくし、そこに目標が出てくると諭されました。
次に宗教の問題については「インスピレーションになろう」のテーマに続き第2720地区のテーマは～ロータリーは心の太陽～となっています、これは大変すばらしいスローガンであると絶賛されました。「心の太陽」は素晴らしい、宗教においてはすべて太陽が信仰の源となっている、エジプトのピラミッドも太陽を頂点に角度によって時間や四季を表しており、すべては太陽を起点に宗教と結びついている、イスラム教・キリスト教も中心には太陽がある、色んな宗教の根源は太陽でありますと諭され、宗教の違いによってロータリーが及ぼされる影響はないと断言されました。
さすがご住職を長年されていて、話し方に余裕があり、また話の間合いの素晴らしさ、そして説得力の素晴らしさ、そのような色んな事に感銘致した次第です。
今回の大分での地区大会に参加して得た最高の収穫でした。