2018年12月05日

週報No.20 11月16日号

点鐘(開会)        本松  賢会長
          司会進行 出田敬太郎幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  「大きな古時計」
        髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介
        本松  賢会長
札  幌RC宮田 昌利会員
米山奨学生ヒラス・トゥメガス・マナルさん

■会長の時間
本松  賢会長

11月に入り、熊本でも山々が色づく季節となりました。
10月末、九重高原に家内と車で出かけましたら、牧ノ戸付近は紅葉真っ盛りで大変綺麗でした。
そして先週土曜日、ロータリーゴルフ会で高遊原カントリークラブに参りましたが、ここ熊本市内に近い平地でもすでに紅葉が始まっていました。倉津会員がアウトコース5番のショートホールで「本松さん、グリーンの奥の木々は紅葉してきれいですよ」と教えて戴きました。その日の倉津会員は絶好調でしたので、周りの景色が良く見えていたのだと思います。逆に私はちぐはぐなゴルフでバタバタしてまして、それどころではなく、周りの紅葉など全く見る余裕がありませんでした。
さてカレンダーもあと2枚となると、年末の近づきを感じる時期になりました。
月にはそれぞれ別称があって、先月10月は「神無月」これは出雲大社に神様が集まるので各地に神様がいなくなる月とされています。
来月12月は「師走」僧侶のような普段落ち着いている人でも、この月は多忙で走り回るようになるという意味で名づけられたようです。ちなみに魚へんに師走の「師」の字を書くと「鰤」となります。これは、ブリが旧暦の師走の頃に旬を迎えるからだと言われています。
話が少しそれましたが、では今月11月の別称は何というでしょうか? 11月の別称は「霜月」なんですね。まさに冬の入口で霜が降りる頃という皆さん良くご存じの意味です。
ところが近年少々事情が変わってきているんです。ここ最近、熊本では11月に霜が降りなくなって来ているんです。
今世紀に入ってから、つまり2001年以降の熊本の初霜の日を調べると、17年のうち11月に観測したのが11回で、12月に観測したのは6回となっています。平年日は11月19日です。これに照らし合わせると来週月曜日が、霜が降りる日となりますが、今年は如何でしょうか?
数だけ見ればやはり11月が多く「霜月」の面目躍如といったところでしょうが、細かく見るとだんだん遅くなっていて、ここ3シーズンはいずれも12月に観測されています。これは地球温暖化の影響とみられています。極端な話、もっと地球温暖化が進むと、熊本では一冬を通して「霜が降りない」「雪が降らない」「氷が張らない」となるかもしれません。
気象台で気候変動の指標として観測しているのは初霜、初雪、初氷で、この3つに関してはさすがにこれまで「観測しませんでした」となった冬はありませんでしたが、もう1つ観測している「金峰山の初冠雪」に関しては、2002年度と2013年度に「観測無し」ということがありました。
11月に霜が降りなくなるというのは、こうした冬らしくない冬の前兆ととらえることができるようです。
「霜月に霜が降りない 温暖化」というお話をさせて戴きました。
以上で会長の時間を終わります。ご清聴ありがとうございました。



同じカテゴリー(週報)の記事画像
週報No.2 7月14日号
週報No.1 平成29年7月7日号
週報No.50 6月30日号
週報No.49 6月23日号
週報No.48 6月16日号
週報No.47 6月9日号
同じカテゴリー(週報)の記事
 週報No.32 2月14日号 (2020-02-26 13:26)
 週報No.31 2月7日号 (2020-02-17 10:04)
 週報No.30 1月31日号 (2020-02-17 10:01)
 週報No.29 1月24日号 (2020-02-03 12:31)
 週報No.28 1月17日号 (2020-01-30 15:30)
 週報No.27 令和2年1月7日号 (2020-01-24 11:47)

Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 09:57│Comments(0)週報
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。