2017年10月03日

週報No.11 9月22日号

点鐘(開会)      布田  昭会長
       司会進行 泉  冬星幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  「旅愁」
髙森 郁子ソングリーダー
来訪者紹介

卓  話  者 ㈱電通国際情報サービス
前﨑 信博氏

■会長の時間
布田  昭会長

短縮語についてお話を致します。
今日、当たり前のように使っている言葉の中に、短縮語が多くあります。
例えば「赤チン」は赤いヨードチンキの短縮語。以下、いくつか紹介しますと、「切手」は切符手形、「食パン」は主食パン、「軍手」は軍用手袋、「割り勘」は割り前勘定、「馬券」は勝ち馬投票券、「教科書」は教科用図書等、横文字をカタカナにしたものでの短縮語も数多くあり、例として、テレビ、アパート、ゼネスト、ハンスト、パソコン、オフコン、エアコン、コンビニ、セクハラ、ファミレス、テレカ等々で、最近良く使われる言葉としてトリセツ(取り扱い説明書)、コスパ(コストパフォーマンス)、カジテツ(家事手伝い)等があります。
若者言葉は、アルファベットの短縮語が多く、KY(空気読めない)WK(しらける)MM(まじめんどくさい)等、数限りなくあり、増加しつづけています。
何でも短縮すれば良いとは思えません。そう感じるのは、私だけでしょうか。
店名も短縮言葉があります。ファーストフード店、マクドナルドも例外でなく、関東地区では「マック」、関西地区では「マクド」と、何故か呼び名が違います。
関東・関西の違いはその他にも色々とありますが、エスカレーターの乗り方も違います。エスカレーターに乗る際は、急ぐ人の為に、片側を空けておく。これはすっかり社会に定着しているマナーとなっています。東京なら右側を空け、大阪は左側を空ける、です。
片側空けはどのようにして生まれたかは諸説があるそうですが、第二次大戦中の1944年、ロンドンの地下鉄で混雑緩和の為考案され、左側を空ける習慣が定着したという説が有力です。
日本では大阪、神戸など近畿圏で「右立ち、左空け」、東京・札幌・福岡などの地域で「左立ち・右空け」と分かれています。これは英国式を取り入れた大阪と自動車の右側追い越し車線に倣った東京で違いが生まれたとされています。
東西に挟まれる名古屋では、「両側立ち・歩かない」という独特のルールが根付いている為、日本中から「マナーをわきまえない名古屋ルール」と揶揄されてきました。しかし最近「片側空け」発祥の地、イギリスでの実験調査で、名古屋ルールが効率的であると証明され、この結果は世界中で報じられ、いまエスカレーターの乗り方に関する議論が世界中で巻き起こっているとのことです。



同じカテゴリー(週報)の記事画像
週報No.2 7月14日号
週報No.1 平成29年7月7日号
週報No.50 6月30日号
週報No.49 6月23日号
週報No.48 6月16日号
週報No.47 6月9日号
同じカテゴリー(週報)の記事
 週報No.32 2月14日号 (2020-02-26 13:26)
 週報No.31 2月7日号 (2020-02-17 10:04)
 週報No.30 1月31日号 (2020-02-17 10:01)
 週報No.29 1月24日号 (2020-02-03 12:31)
 週報No.28 1月17日号 (2020-01-30 15:30)
 週報No.27 令和2年1月7日号 (2020-01-24 11:47)

Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 16:28│Comments(0)週報
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。