2016年10月17日

週報No.15 10月7日号

点鐘(開会)       牛嶋 正弘会長
        司会進行 山田 哲大幹事
国歌斉唱
今日の歌唱
  「それでこそロータリー」
髙森 郁子ソングリーダー
卓  話  者 熊本県文化協会名誉会長
小堀 富夫氏
米  山  奨  学  生     唐   超(トウチョウ)さん

■会長の時間
牛嶋 正弘会長


週報No.15 10月7日号

10月は米山月間です。そこで今日はロータリー米山記念奨学会について少しお話しします。
公益財団法人ロータリー米山記念奨学会は、日本のロータリーが共同で運営する奨学財団です。米山奨学会では、日本で学ぶ外国人留学生に奨学金を支給し、支援する国際奨学事業を行っています。
事業の使命は、将来日本と世界とを結ぶ「懸け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー運動のよき理解者となる人材を育成することです。これは、ロータリーの目指す《平和と国際理解の推進》そのものです。
・なぜ、外国人留学生支援なのか?
日本のロータリーの創始者、故・米山梅吉翁の偉業を記念し、後世に残るような有益な事業を立ち上げたい――。1952年、東京ロータリークラブが発表したのは、海外から優秀な学生を日本に招き、勉学を支援する事業、「米山基金」の構想でした。そこには、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために、国際親善と世界平和に寄与したい……という、当時のロータリアンたちの強い願いがあったのです。
「将来の日本の生きる道は平和しかない。その平和日本を世界に理解させるためには、アジアの国々から1人でも多くの留学生を日本に迎え入れて、平和日本を肌で感じてもらうしかない。それこそ、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないだろうか」(「ロータリー米山記念奨学会史」より)
・ほかの奨学金との違いについては?
奨学生一人ひとりに地域のロータリークラブが「世話クラブ」となり、ロータリーとの交流の起点となります。さらに、世話クラブ会員の中から「カウンセラー」が選ばれて、奨学生の日常の相談役となります。
米山奨学生はクラブの例会や地域の奉仕活動、日本の実業人・専門職業人であるロータリアンとの交流を通じて、より深く日本を知り、ロータリーが求める平和の心を学びます。
・事業規模の大きさについて
国際奨学事業としては民間最大です。
2016学年度の奨学生は750人。第2720地区の割り当て学生数は18人です。事業費は12.6億円(2015-2016年度決算)と、外国人留学生を対象とした民間の奨学金では国内最大規模です。これまでに支援した奨学生数は累計で19,197人(2016年7月現在)。その出身国は、世界124の国と地域に及びます。
東京ロータリークラブの単独事業として始まったこの事業は、わずか5年で日本全国の共同事業へと発展。1967年には文部省(当時)を主務官庁とする(財)ロータリー米山記念奨学会が設立されました。歴史的にも世界に類を見ない日本のロータリー独自の多地区合同活動となっています。
・日本人の若者は支援しないのですか?財政的に貧しく進学できない人もいる?という質問がよくあります。
東京ロータリークラブが設立した、アジア諸国から優秀な学生を日本に招き勉学を支援する「米山基金」の構想理念、そして、1967年の財団法人設立趣意書に基づき、一貫して外国人留学生を対象としています。2015年3月の常任理事会でもこの方針が改めて確認されました。東日本大震災遺児を支援する「ロータリー希望の風奨学金」、グローバル補助金や地区補助金による奨学金で日本人学生を支援することが可能です。ロータリーの中でそれぞれに思いを寄せ、次世代を担う若者を支援していきたいと願っています。
・なぜ中国人奨学生が多いのか?
2016学年度奨学生750人のうち40%が中国からの学生です。もともと、日本の高等教育機関で学ぶ留学生の約半数が中国籍ですが、各地区では指定校に対して「1つの国籍を30%以内に」などの要望を出し、推薦される学生の国籍バランスに配慮しています。地区は推薦者の中から全国共通の評価基準で合格者を選びます。中国人は国籍別でみた合格率がもっとも低く、皆さんの前にいる奨学生は狭き門をくぐり抜けて選ばれた優秀な学生です。
・反日国からの留学生をなぜ支援するのか?
ロータリーは国や民族、文化、職業が異なる世界中の人々が結び合い、国際理解、親善、平和を推進することを目的としています。米山奨学金も「平和日本」を世界に伝え、戦後の国際親善に寄与したいという願いから、日本のロータリアンによって設立されました。どの国からの奨学生であれ、日本で学びたいという夢をもって来日しています。国籍で判断せず、また、国家間の問題を個人に置き換えることなく、一人でも多くの日本の理解者、日本の友人を作ることこそが、米山記念奨学会の使命であると考えます。平和への人づくりにご理解とご協力をお願いします。
・ロータリアンになった学友
現在220人。(事務局把握分)
出身国・地域別
①台湾:77名 ②韓国:64名 ③中国:44名

入会2ヶ月以内会員紹介       山田 哲大幹事
倉津 純一(桜十字病院)

10月誕生祝       福元 秀典親睦活動委員

週報No.15 10月7日号

緒方 正朋会員  本松  賢会員
野尻 明弘〃    栃原 秀紀〃
伊豆 英一〃    牛嶋 正弘〃
木村 光男〃

■出席報告
出席委員会



米山奨学金支給(10月分)
米山奨学生挨拶       唐   超さん


週報No.15 10月7日号

■幹事報告
山田 哲大幹事


週報No.15 10月7日号

・平成28年10月のガバナー月信が地区ホームページに掲載されました。
・本日は例会終了後、定例理事会がございますので理事・役員の方はよろしくお願い致します。
◎例会変更
・熊本江南R.C. 10月12日(水)の例会は、お月見例会、新会員歓迎会の為、10月16日(日)17:00~ 銀杏釜めしにて
※サイン受付はございません。
・熊本グリーンR.C. 10月17日(月)の例会は、「観月例会」の為、10月17日(月)18:30~ 日本料理「泉里」にて
・熊本西R.C. 10月18日(火)の例会は、熊本第4グループI.M.へ変更の為、10月20日(木)17:00~ メルパルク熊本にて
・熊本平成R.C. 11月2日(水)の例会は、平成ロータリー姉妹クラブ合同例会・交歓会(仙台平成、加古川平成、中津平成、熊本平成R.C.合同)の為、11月5日(土)16:30~20:00 ホテル日航姫路にて
※11月2日(水)12:00~12:30ANAクラウンプラザ1Fにてサインメーキャップを行います。
・熊本城東R.C. 10月24日(月)の例会は、観月例会の為、10月24日(月)18:30~ Boo にて
・熊本北R.C. 10月20日(木)の例会は、観月会の為、10月20日(木)18:30~ 日本料理新世菜- SENA にて
11月10日(木)の例会は、熊本グリーンR.C.との合同例会の為、11月7日(月)18:30~ 熊本ホテルキャッスルにて

■委員会報告
親睦活動委員会       三浦  勲親睦活動委員長
第1回牛嶋会長杯ゴルフコンペ報告


週報No.15 10月7日号

優 勝 丸山  明会員
準優勝 三浦  勲会員
3 位 山添 勝吉会員

職業奉仕委員会       大浦 康彦職業奉仕委員

週報No.15 10月7日号

職業奉仕委員会でございます。山添委員長を代行して、ご案内を致します。
10月15日(土)の職場訪問ご案内になります。アサヒビール博多工場見学・ビール試飲・なだ万福岡・九州国立博物館・太宰府天満宮見学など楽しい企画になります。現在14名のご参加を頂いております。一旦9月16日で締め切りをしておりますが、多くのご参加を頂ければと思いますので、10月11日まで受付を致します。宜しくお願い致します。

■リレースピーチ
倉津 純一会員


週報No.15 10月7日号

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■スマイルボックス
出田 孝一スマイル委員

牛嶋 正弘、村本  亮、山田 哲大、山内  卓、布田  昭、大橋 善治各会員  本日は、熊本県文化協会名誉会長 小堀富夫様を卓話者としてお迎えしました。貴重なお話をうかがう事を楽しみにしています。
上田 祐規会員  小堀大先輩の卓話楽しみにしていましたが、鎮西の学年PTA会が行われますので早退せねばなりません。
小野 友道会員  小堀富夫さんの卓話「私の上通り物語」たいへん楽しみです。
本松  賢会員  私共マスコミ界の大先輩であり熊本県文化協会の名誉会長小堀富夫様の来訪を歓迎いたしますと共に、本日の卓話「上通物語」を楽しみに致しております。
幸田 亮一、目黒 純一各会員  お久しぶりでございます。ますますお元気で何よりと存じます。卓話、上通りを中心とした熊本の近代史、楽しみにしています。
泉  冬星、櫻井 貴浩、添島 義樹各会員  小堀富夫様の来訪と卓話に感謝してスマイルします。
秋岡 廣宣会員  今日の卓話を楽しみにしています。小堀元会員の益々のご健勝とご活躍を心から祈念してスマイルします。
村山 成之会員  私の実兄で熊本西クラブ所属の村山陸奥雄葬儀の際、お参り頂いた皆様、ありがとうございました。

■本日の卓話
卓話者紹介       泉  冬星例会プログラム委員長


「私の上通り物語」
熊本県文化協会名誉会長 小堀 富夫氏


週報No.15 10月7日号

①上通商栄会発行
①街は記憶する(平成16年(2004)3月31日)
② 〃    (平成28年(2016)3月31日)
②昭和12年(1937)=(小学2年)7月 日中戦争
  16年(1941)=(小学6年)12月 太平洋戦争 20年8月(中学4年)終戦
  21年(1946)6月 熊本語専入学 24年3月卒業と同時に熊日へ入社
  27年(1952)9月 大阪支社転任 3年6ヶ月上通りの熊日勤務
  28年(1953)10月 ラジオ熊本(現熊本放送)に転社 東京支社勤務
  33年(1958)12月 本社に転任(約3月間 建極会館でテレビ開局準備)
  34年(1959)4月1日 山崎町の現在地でテレビ放送開始
テレビ編成部長・報道部長を経て、42年(1967)4月営業部長
  47年(1972)まで業務局次長兼営業部長(上通り商店と親交)
③小学時代(県立図書館 上通りで買物・千徳・銀丁食堂で食事)
中学時代(上通り商店街はほとんど閉店・同級生)
語専時代(子飼橋周辺・ダンス・本屋・レコード店・ラジオ店・文具店)
(建極会館・振武館・ボクシング・子供文化の会)
熊日(上通時代)商店主と親交が深まる(三丁目あたりまで)
④昭和28年(1953)6月26日 白川大水害 上通り周辺も泥にうまる
同年10月1日 ラジオ熊本ラジオ放送を熊日本社から始める(スタジオ熊日3階)
最初の頃のスポンサーは熊本市の商店中心 上通りアワー専門店アワーなど
6年間上通りが本社 熊本放送の原点は上通り
⑤加藤時代に天正19年(1591)宗岳寺・つづいて地蔵院延命山・見西寺・専光寺・長安寺などが開山
寛永9年(1632)細川忠利入国 城下の屋敷割を行う
武家屋敷、城内及びその周辺・手取・山崎・高田原(70%)
町家 古町・新町・京町・坪井(30%)
2枚の絵図
①は延享4年(1747)頃の手取の絵図を今回写した物
②は明治7年頃の上通り周辺(資料として持っていたもの)

週報No.15 10月7日号

週報No.15 10月7日号


手取の武家屋敷 上通り筋中心に知行取り 東に軽輩の長屋
明治10年(1877)の西南戦争で市街地の大半は焼失 上通りに商店街
⑥上通りの東側に熊本県庁 その道の反対に市役所
藪の内一帯は文教地区(熊本師範・県立熊本中学校・私立済々黌・熊本(第一)高女・熊本市立実科高等女学校・碩台小学校・城東小学校・信愛高等学校・熊大附属幼稚園)
そして坪井対岸 熊本城を中心とした第6師団
⑦お寺・園田屋(朝鮮アメ)
運船利平と肥後にわか(熊日にわか)
江島書店・緑書房(山下ツ子)
手風琴・料亭清元(永松英三)
川辺ミチ(美容院)
第一映画劇場とサクラダンスホール
内尾洋服店(内尾雅恵)
五丁目周辺(同仁堂・北野カバン店)
熊本専門店会(日専連)
甲玉堂、大和百貨店、九州日日新聞(熊日)
⑧今後の上通りの課題


点鐘(閉会)       牛嶋 正弘会長



次回の卓話
10月14日 「新型機の導入と戦略」
       全日本空輸㈱熊本支社長 朝長 良之会員
10月21日 「私の好きなお地蔵さん」
       米山奨学生 唐   超氏
10月28日 「2019W杯は再興のシンボル」
       笠 日出臣氏
11月4日 「アメリカの想い出」
       元ロータリー財団奨学生
       桜十字病院院長    倉津 純一会員
11月11日 「里山ギャラリーと永青文庫」
       小堀 俊夫氏
11月18日 「白玉の歯にしみとほる秋の夜の
酒は静かに飲むべかりけり」
       猪本 順子氏
11月25日 「死ぬまで一度は哲学しよう」
       苫野 一徳氏
12月2日 「ワインとシャンパンを楽しむ」
       Wine Style 365 橋本 信子氏
12月9日 「第37回熊本市中学生弁論大会最優秀受賞者発表会」
12月16日 「2016今年の十大ニュース」熊日論説
12月23日 祝日(休会)
12月30日 休会
1月6日 例会変更(1月6日(金)熊本市域R.C.新春合同例会)
1月13日 「IoTについて」
       フロンティアビジョン代表 渡辺 正澄氏
1月20日 「FINTEC(フィンテック)について」
       ふくおかフィナンシャルグループ
       営業企画部長五島  久氏
1月27日 NTT西日本熊本支店支店長
       上山 圭司会員


リレースピーチ予定者一覧
10月21日 原 智成会員
10月28日 藤本 淳一会員
11月4日 宮本 貫治会員
11月18日 秋 健司会員
11月25日 添島 義樹会員
12月16日 服部 正裕会員



クラブ行事
10月11日(火)「新世代委員会合同委員会」
       18:30~
       楽座
10月13日(木)「観月会」
       18:30~
       日本料理「泉里」
10月15日(土)「職場訪問」
       アサヒビール博多工場・国立博物館・太宰府天満宮見学
       8:50 ホテルキャッスル前集合
       9:00~18:30
11月13日(日)「第37回熊本市中学生弁論大会」
       9:00~
       熊本学園大学14号館

市域・地区行事
10月21日(金)「第8回熊本中央R.C.チャリティコンペ」
       7:45 例会並びに開会式
       8:03 スタート
       グランドチャンピオンゴルフクラブ
10月22日(土)「規定審議会の報告・管理運営セミナー(熊本開催)」
       10:30~12:30
       司ロイヤルホテル2F桜桃の間(中ホール)
10月22日(土)「玉名R.C.創立50周年記念式典」
       記念式典 14:50~
       祝賀会 17:00~
       司ロイヤルホテル
10月23日(日)「宇佐R.C.創立50周年記念式典」
       記念式典 12:00~
       祝  宴 14:00~15:30
       はちまんの郷宇佐
10月28日(金)「熊本第3グループI.M.(インターシティミーティング)」
       16:00~ I.M.
       メルパルク熊本
       18:10~ 懇親交流会
10月29日(土)「2016~2017年度地区社会・国際・職業奉仕合同セミナー」
       13:00~16:30(最長)
       ホルトホール大分
       セミナー修了後の懇親会
       18:30~
       壺中の天地
11月19日(土)「地区職業奉仕セミナー(大分開催)」
       13:00~16:00
       ホルトホール大分 302・303会議室
11月23日(祝・水)「熊本りんどうR.C.創立10周年記念式典」
       14:00~15:30 記念講演
       16:00~16:45 式典
       17:00~19:00 祝宴
       熊本ホテルキャッスル

熊本火の国ローターアクトクラブ(予定)
10月例会
10月18日(火) 19:30~
地区行事
10月8日(土)15:00~9日(日)14:00
       「R.I.第2720地区ローターアクト第32回年次大会」
       1日目会場
       ホテル熊本テルサ・テルサホール
       二次会会場
       bianco ビアンコ
       2日目会場
       くまもと県民交流館パレア パレアホール

鎮西高校インターアクトクラブ

《今週の会報担当  添島 義樹委員》



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Posted by 熊本ロータリークラブ事務局 at 13:54│Comments(0)週報
 
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